感動の再会と新しい出会い@鹿児島大学医学部第二内科同門会

私が循環器内科医になる前の話です。
医学部卒業後、当時の宮崎医科大学第二内科に入局しました。
第二内科は、HGFで有名な坪内博仁教授率いる肝臓消化器・血液・膠原病感染症の教室で現鹿児島大学消化器疾患・生活習慣病学教授の井戸章雄先生は、私たちと同じ年に宮崎に来られて入局された、笑顔が素敵な優しい先輩医師でした。
その後私は循環器医を目指すこととなり、先生方は鹿児島大学にご異動され、この25年間お会いすることはありませんでした。
超音波医学会の関係で偶然井戸教授とつながり、行方不明?になっていた私が母校の教授として戻ってきたことをとても喜んでくださり、今回鹿児島にお招きいただくことになりました。

井戸先生の変わらぬ笑顔に出迎えられ、坪内先生からは、「自分の道を見つけてよく頑張って、社会に貢献する人になってくれて、本当に嬉しい」と沢山お褒めの言葉をいただきました。そして、「でも、ぼく一応、引き留めたよね!」と笑顔で一言。
全ての出会いや出来事が、今につながっていること、一生懸命頑張っていれば、こんなうれしい日が来るのだという事を感じながら、桜島の美しい鹿児島本線に揺られて帰った週末でした。 
久しぶりにお会いした先輩方や今回初めてお会いできた多くの鹿児島の先生方と、これからまた新しいつながりができると思い、とても楽しみです。
お招きいただいた井戸章雄教授に心から感謝申し上げます。(渡邉)

在日インド大使が宮崎大学を来学

2023年7月4日(火)、ジョージ駐日インド大使(H.E. Mr. Sibi George, Ambassador of India to Japan)、在大阪・神戸インド総領事のニキレーシュ・ギリ総領事をはじめとする4名の皆様に宮崎大学を訪問いただきました。
当教室の助教ラダ先生、ハリシュクマール先生は、長年日本での研究活動を続ける中、さくらサイエンスプログラム(科学技術振興機構事業)で母国インドから多くの研究者を招いたり、学生の留学に力を入れてきました。これらの活動は、今回の在日インド大使の来校のきっかけの一つとなっています。
現在、宮崎大学には2名のインドからの国費留学生が在学しており、うち1名は循環動態生理の教室で毎日研究に取り組んでいます。講演会後、大使と直接お話しする機会を設けていただき、学生にとっても貴重な時間となりました。
今回の大使の来学をきっかけに、インド宮崎の交流が加速し、宮崎の学生がインドへ、インドの学生が宮崎へと目を向けるきっかけにつながればと思います。
大学HPにも詳しく記載しています

第4回九州沖縄循環器画像診断アカデミーのご報告

6月28日開催された第4回九州沖縄循環器画像診断アカデミーは、宮崎配信会場、各県のサテライト会場をはじめ、WEB視聴にて150名以上の方にご参加いただきました。ありがとうございます!
九州沖縄循環器画像診断アカデミーセミナーでは、各県・各地域内の病院・クリニックを含めた診断医・検査技師がつながり、共に高めあえるためのネットワークづくりを目指しています。ちょっとしたことを気軽に聞けるといいな。とセミナー後にあえて別会場で井戸端会議室を設定しました。それも功を奏したのでしょうか、セミナー、井戸端会議、そして会終了後も熱いディスカッションが繰り広げられていました。各サテライト会場でもそのようだったと伺っています。話し合い、高めあえるような場をこれからも提供できるよう、邁進していきます‼

かくれ心房細胞ゼロ‼作戦 みやざき健康キャラバン隊の取り組みが月刊パームスに

6月26日(月)発行の「月刊パームス」7月号に宮崎大学みやざき健康キャラバン隊の記事が掲載されました。
テーマはずばり「宮崎の『かくれ心房細動』ゼロ!!作戦」!!!
プロジェクトを率いる渡邉先生と海北先生が、脳卒中につながる怖い病気「心房細動」について語っています。
心房細動は誰にでも起こりうる不整脈で、症状がないことも多く、いかに早期に発見するかが脳卒中予防のカギになります。
名越敏郎先生のコラムや、キャラバン隊スタッフによる4コマ漫画も掲載されており、ボリュームたっぷりです♪

キャラバン隊では、アシタ☆元気 ミライ☆幸せ を合言葉に、「宮崎の『かくれ心房細動』ゼロ!!作戦」の活動を展開しています!キャラバン隊HPはこちら👉

みなさんと家族の健康な未来のために、
①定期健診を受ける
②自分で脈拍チェック
③ちょっとでも動悸を感じたら迷わず受診(高齢者や高血圧の方は特に‼)
を心掛けてください!

今回の特集記事は、パームス電子ブックからもお読みいただけます! 本記事以外にも魅力的な記事がたくさん掲載されていますので是非ご確認ください。

また「月刊パームス」本誌は、宮崎県内のファミリーマートや各施設で配布中です。

繋がり〜後輩たちと会ってきました!〜

小林市での講演が決まり、すぐに顔が浮かんだのが3人の後輩医師です。

吉村雄樹先生:よしむら循環器内科クリニック院長 川崎医科大学で講師をしていた時に循環器内科に入局した吉田清門下生です。夜中まで頭を突き合わせながらあーだこーだと一緒に頑張りました。吉村クリニックのマークは、地元小林で開業される際に原案を頼まれ、色鉛筆で描いてプレゼントしたものです♪「エコーとハート」の温かみのある形と色が吉村先生にピッタリだと自負しています。

桑原大門先生(写真左):桑原記念病院長 市郡医師会病院時代を一緒に駆け抜けた仲間です。同期の柳田洋平先生(写真右)と一緒に地元小林で頑張っています。二人とは2014年4月1日から宮崎市郡医師会病院で一緒に働きました。これからまた色々と一緒に勉強できるといいなと思います。

私自身、多くの人の出会いに助けられ、ひとりでは十分にできないことにもチャレンジできたり、新たな道が生まれたりといった経験を沢山してきました。
人と人とが繋がり、仲間が増え、輪が広がることは大きな力になりますね。

桑原先生、柳田先生、吉村先生、今回新たに繋がった輪をさらに広げ、これからも一緒に頑張りましょう‼

内科・整形外科合同セミナーでの講演@小林市

6月19日、小林市で開催された諸医師会西諸内科医会WEB合同学術講演会において、整形外科の田島先生とタッグを組み、講演を行いました。整形外科のセミナー内で、循環器内科の講演!?そんな取り組み今までなかったのではないでしょうか。
しかし、講演後の質疑応答では、専門の違う先生同士がお互いに普段疑問に思っていること、知りたかったことなど質問し合う活気のある時間となりました。そのなかで、整形外科の診療内での循環器に関する気づき、循環器内科の診療内での整形に関する気づきを「気づき」で終わらせるのではなく専門の先生へとつなげることの重要性を改めて気づかされました。
高齢の方にとって運動機能と循環機能は健康維持のための2大ポイントです。現在、私たちは「目指せ!健康寿命日本一 みやざき健康キャラバン隊」という取り組みを進めています。病院、各診療科の繋がりの大切さを広めるため、これからも宮崎県内各地に出没する予定です!

弁形成セミナー 日本心臓弁膜症学会@WEB は今年も熱かった!

6月17日、今年の弁形成セミナー日本心臓弁膜症学会@WEBは”くわしく知ろう、三尖弁”というテーマで開催されました。11月17・18日に開催される第13回日本弁膜症学会(@札幌)のオープニングアクトです。配信会場はもちろん札幌。お天気にも恵まれ、基礎知識から手技の秘儀まで議論は尽きず…とても楽しい濃ゆーい時間でした。
現在、第13回日本心臓弁膜症学会の演題募集中(〜7月25日)です!みなさん!!秋の札幌で弁膜症についての熱い議論に一緒に参加しませんか?

第20回 宮崎大学医学部音楽祭が素敵でした!

医学部で顧問を務める管打楽器部の演奏を応援に行きました。
医学部生の40人を超える大所帯。コロナも落ち着いてきて練習時間が確保できるようになり、皆で息のあった、繊細かつ迫力十分の素晴らしい演奏でした。輝いている皆さんの姿を見ていると、遠い昔の学生時代を思い出します。今後医師・看護師として巣立っていく皆さんにとって、仲間と共に音楽を奏でた思い出は一生の宝物になることでしょう。
宮崎大学名誉教授 河口安伯先生のご指導に感謝申し上げます。
やっぱり音楽は、人生に力を与えてくれますね! (渡邉)

6月21日開催 第33回宮崎心エコー研究会に尾辻豊先生がいらっしゃいます

2023年6月21日(水)19:00~20:15 第33回宮崎心エコー研究会が開催されます。
今回は特別講演として産業医科大学前学長の尾辻 豊先生をお招きします。尾辻先生は、第1回宮崎心エコー研究会の講師であり、今回は特別に退官記念としてご講演いただきます。
ハイブリット開催ですが、せっかくの機会です。宮崎の皆さん!(いえいえ、隣県の皆さんも!)ぜひ会場の宮崎県医師会館にお越しください。
ご参加ご希望の方は、第一三共株式会社担当者までお声掛けください。

語ろう!九州沖縄循環器画像診断アカデミー共催セミナー 井戸端会議室

今回、新しい取り組みとして、「九州沖縄循環器画像診断アカデミー共催セミナー 井戸端会議室」を6月28日セミナー後に開催いたします。
九州沖縄の心エコーラボに参加された皆さんが、普段思ってる
けど聞けない事、よそのラボはどうしているのか・・ストレインないけどどうしてる?などなど…井戸端会議感覚で本音トークができないかと考え企画しました。エキスパートの先生方も交えての本音トーク、オフレコで楽しく話しましょう。