第37回心エコー図学会学術集会に参加しました

4月24日~26日、第37回心エコー図学会学術集会が開催されました。

奈良公園の歴史ある施設や自然に囲まれた会場で、到着までに大勢の鹿の間を通り抜けて(足元注意!)いくような特別な空間でした。
私は司会や講演など様々な役目がありましたが、Editorを務めるAHA journalのCirculation Cardiovascular Imagingの編集長Dr. Groplerを迎えたセッションを今年も開催することができ、一流の学術誌に掲載される研究論文を書くためのヒントを、若手研究者と共に語る、実りある時間となりました。
宮崎大学からも若手医師・検査技師が研究発表や症例発表を行い、しっかりと勉強し、はきはきと発表する姿が頼もしかったです。小児循環器の山下先生はYIAのファイナリストとしてステージに立ち、アメリカ心エコー学会の雑誌Journal of American Journal of Echocardiographyに採択された研究論文の内容を堂々と発表・質疑しました。検査技師の田中さんは、今年の画像選手権で銀賞に輝き、画像がスクリーンに映し出されると会場が「おお~っ」と沸き立っていました。インパクトのある画像から、その背景にある疾患についての知識を学び共有するいい機会となりました。
学会では、出会った症例をひとつひとつ丁寧に調べ発表したり、自分たちの研究成果を公表することで多くを学び、また他施設のスペシャリストと共に考えることができ、次に出会う患者さんのために自分を成長させることができます。
日々の診療の先に研究があり、研究がまた明日の診療のスキルアップにつながります。また来年に向けてチームで頑張っていこうと思った古都の春でした。
(渡邉)

 

 

卒業式が行われました

2026年3月23日 宮崎大学の卒業式がシーガイアにて挙行されました。
学部学生、修士、博士課程の学生まで一堂に揃ってお執り行われる式は喜びにあふれており、素晴らしい天気にも恵まれて素敵な式となりました。

式の後の懇親会では、関わった学生と思い出を話すことができ、みなさんの4月からの活躍に期待するばかりです。I wish all the best in your future!


弓道部の卒業生と
管打楽器の卒業生と

第90回日本循環器学会学術集会に参加しました

3月20日~22日にJCS2026:第90回日本循環器学会学術集会が福岡で開催されました。

学会は若手医師や大学院生の基礎研究・臨床研究の成果を発表する大切な場であり、同じ分野で研究している参加者と学術交流できるのも大きな魅力です。
みやざき健康キャラバン隊として力を入れている宮崎県の健康データ解析の結果の発表もあり、引き続き県の健康増進に役立つ成果を出していきたいところです。

私はAHAのInternational Commiteeの活動として今年もJCSとのコラボ事業にかかわりました。CEOのNancy BrownはじめAHAのリーダーシップが毎年来日し、JCSのメンバーと交流を深める良い機会です。また、AHA-JCS Joint Sessionにspeakerとして参加し、precision medicineをテーマとした充実したセッションとなりました。

心エコー図学会の教育委員会として毎年企画している若手医師向けのハンズオンセミナーも盛況でした。

今年度の集大成としての学会を終え、気持ち新たに臨床・学術研究・教育・地域貢献など様々な方面で皆で力を合わせ、令和8年度を迎えます。
ご支援・応援いただいている皆様ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。(渡邉)

【宮崎県民一斉検脈月間】ニシタチとの取り組みについて記者会見を行いました

3月9日【脈(みゃく)の日】に合わせて、3月1日~3月31日を『宮崎県民一斉検脈月間』とし、宮崎県全体を巻き込み、脈のセルフチェック“自己検脈”を呼びかける活動について、渡邉望教授・海北功一教授(循環器・腎臓内科)・齋藤友亮氏(ニシタチまちづくり協同組合理事長)が記者会見を行いました。

この取り組みは、県や各市町村、企業へのチラシ掲示による呼びかけも行なう他、宮崎の繁華街ニシタチのお店約1200店舗が全面的に協力し、飲食店に来店したお客様への積極的な啓発活動を行うという、ユニークで全国的に初めての取り組みです。(宮崎日日新聞に掲載された記事はこちら

また、3月9日【脈(みゃく)の日】当日には、駅前での呼びかけも行ないました。

※記者会見の様子と宮崎県民一斉検脈月間の取り組みについて宮大NEWSで配信しています。

【3月宮崎県民一斉検脈月間】宮崎駅やFM宮崎、県庁、ニシタチなどで啓発活動を実施

3月9日は脈の日、3月9日から15日は心房細動週間です。
宮崎大学みやざき健康キャラバン隊は脈の日にちなんで3月を「
宮崎県民一斉検脈月間」として「自己検脈」の啓発活動に取り組んでいます。

脈の日の当日は、JOYFMハイブリットモーニングで渡邉教授が自己検脈について呼びかけたほか、キャラバン隊メンバーがアミュ広場と宮崎駅内で自己検脈の啓発でチラシ配布を行いました。行きかう県民の皆様に声をかけ、日頃から自分の脈をチェックし不整脈にいち早く気づくことで心房細動が原因の脳卒中は防げることを周知しました。

県庁や市町村、様々な企業そしてニシタチの飲食街で「宮崎県民一斉検脈月間」の啓発ポスターをお見掛けすると思います。
宮崎県民一斉検脈月間のポスター掲示をいただける企業・団体様は随時募集中です。是非以下のポスターをご自由にダウンロードいただき掲示ください!※加工・改変してのご利用はお控えください。

 

また、県庁やニシタチでも血液の色「赤色」のライトアップに取り組んでくださっています。ライトアップにご協力いただける施設の皆様は是非赤色に点灯して心房細動の啓発にご協力ください!



県庁:3月9日から3月15日

ニシタチミュージアム:3月22日まで

皆さんも「自己検脈」のやり方を覚えてご家族と一緒に脳卒中予防に取り組みましょう!

博士論文審査会

先日、山下尚人先生の博士論文審査会が行われました。
山下尚人先生は、川崎病の初期診断に経胸壁心エコー検査が利用できるのではないかと、定量的測定について研究を進めていました。今回、この研究を論文にまとめ、博士論文審査会に臨みました。

審査会では、多くの方に聴講いただき、また、たくさんの質問をいただきました。ありがとうございます。いただいた質問を活かして今後も良い研究を続けていきましょう。

山下先生の研究論文「Mid-Coronary Artery Wall Echogenicity Can Contribute to the Initial Diagnosis of Kawasaki Disease: Quantitative Measurements by Transthoracic Echocardiography」は、アメリカの雑誌『J Am Soc Echocardiogr.』に掲載されています。

3年生研究室配属の様子

宮崎大学医学部では、3年生の学生が1か月間各研究室で研究を行う「研究室配属」を行っています。今年は、3名の学生が当教室の一員として頑張ってくれています。
自分たちで結果を出し、まとめたもの1、2、3年生に向けて発表するため、盛りだくさんの毎日です。2週間が経つ頃には、器具の扱いや実験にも慣れてきました。

発表練習では、グラフやスライドの見せ方などのポイントについて教えてもらうと、すぐに自分なりに取り入れて改善したり、自分から「どちらが良いか?」など提案をする姿も見られました。

いよいよ明日は発表です。自分たちが取り組んだ結果を、聞いている人に伝えられるよう最後まで頑張ってください。

宮崎市青葉町地区での健康講演会

2025年10月3日(金)渡邉望教授が青葉地区で「知っておきたい心臓病のお話」をテーマに講演を行いました。 みやざき健康キャラバン隊の隊長も務める渡邉教授は、みやざきの「かくれ心房細動ゼロ‼」作戦にも力を入れており、心臓のしくみ、不整脈に気づいたら早めに医療機関を受診することの重要性や、歩くことが心臓病・脳卒中予防に繋がることなどをお話ししました。 講演後は心電図モニターチェックも実施。皆さん健康意識が高く、熱心に聞いておられ先生や技師の皆さんとも普段の健康状態についてもたくさん相談されていました。 青葉地区の皆さん、ありがとうございました!

附属中学生が職場体験に来てくれました

9月24日、25日に宮崎大学附属中学校の生徒さんが職場体験で宮崎大学医学部に訪れ、大学病院や大学内で体験を行いました。大学生に紛れて講義を受けたり、班ごとに病院内や各研究室で体験を行うなど、盛りだくさんの2日間でした。
医療に興味のある中学生にとって少しでも刺激になってくれ、将来一緒に仕事ができると嬉しいです。未来に向かってGo!

オープンキャンパス開催

8月9日に宮崎大学のオープンキャンパスが開催され、循環動態生理学教室のラボ体験に9名の高校生が参加してくれました。

最初は、心臓の作りを思い出しながら、絵にかいてもらいました。覚えているようでなかなか難しい。教科書では平面で描かれる体の中ですが、聴診器で心音を聞いたり、エコーを使って心臓が動いている様子を見ていくうちに、少しずつ絵だったものが動く立体としてイメージできるようになったみたいです。

ぎゅっと詰まった1時間でしたね。今回の体験が、みなさんの進路選択の後押しになると嬉しいです。