九州沖縄循環器画像診断アカデミー エリア勉強会in沖縄

12月11日に琉球大学を訪問し、心エコー室での実技・症例検討の他、講義やディスカッションと盛りだくさんの勉強会を行いました。心エコーラボの皆さんはとても熱心で、循環器内科・心臓血管外科の先生方との連携で日々忙しく活躍されています。興味深い症例を沢山見せていただき、一緒に読影して診断を考えたり、手術所見と照らし合わせて振り返ったりと、充実した一日でした。琉球大学は循環器内科楠瀬先生・當間先生、心臓血管外科古川先生がチームを牽引され、1月の新病院移転に向けて準備が進んでいるようです。

今回、今年10月に福岡で開催された第34回日本超音波医学会九州地方会学術集会でImages of the Year Award for Sonographers最優秀賞を受賞した超音波センター技師高橋さんに直接盾を届けて表彰式をすることもできました。九州沖縄各県のアクティビティが上がり、お互いの繋がりも深くなってきているのを感じます。ひきつづき各地区の交流を通して高めあえるように、皆で頑張って行きましょう。沖縄の皆さんありがとうございました。

☆宮崎大学医学部管打楽器部 定期演奏会☆

顧問を務める管打楽器部の定期演奏会。40名以上の部員による迫力の演奏会は毎年の楽しみです。いつもながらに、皆で心を合わせて懸命に演奏する医学部生の輝きに元気をもらい、医学部の勉強と両立して青春を謳歌している姿に胸が熱くなります。今年は清武半九ホールが改修中のため大学の体育館で開催されました。床に大きなシートを敷きつめてストーブを集めいつもと違う準備の大変さもあったようですが、観客とステージが近く、アットホームな雰囲気の素敵なクリスマス演奏会でした。私にとっては入学式・卒業式・すずかけ祭など医学部時代の思い出が詰まった母校の体育館です。この日が彼らにとっての思い出の一ページになったことも嬉しく思いました。ご指導いただいている河口安伯先生、部員の皆さんありがとうございました!(渡邉)

宮崎大学医学部弓道部冬射会

宮崎医科大学卒業時の卒射会から実に28年ぶりに母校弓道部の射会に参加しました。懐かしい青春の弓道場で、袴姿で学生チームに交じっての交流試合。高校・大学と使っていた弓矢と弓掛を引っ張り出し、あまりに久しぶりで大丈夫か心配もありましたが、案の定3立目で筋力の限界に・・急遽軽い弓を借りて最後まで射ることができました。1年生の活躍のお陰でチームは優勝!医学部生時代には九山で個人・団体優勝・最多的中賞・最優秀射技賞の4タイトル、西医体準優勝と輝かしい!成績を収めた私(人生一番の自慢・・)。教官・顧問として同じ場所に戻り、いつの時代も変わらぬ元気な学生と共に過ごせることを、嬉しく思います。医師・看護師をめざす医学部生たちは、キャンパスで勉強だけでなく多くの活動を通して成長しています。未来を担う医療者となる彼らがこのネット社会の今、「一所懸命」弓の道を究めようとしている姿に、元気をもらった冬の一日でした。(渡邉)



2024.12

1996.03 6年生最後の卒業射会


1995.07 塩月監督や同門の先輩方と

第7回九州沖縄循環器画像診断アカデミー+井戸端会議室スペシャルハイブリッド座談会を開催しました

11月29日に開催された九州沖縄循環器画像診断アカデミーでは、筑波大学循環器内科教授に就任された石津智子先生をゲストにお迎えし、先天性心疾患:トランジット問題を考える というテーマで、石津先生より診療ガイドラインや小児科と成人循環器との協働体制、さらには近年注目の右心機能の研究まで幅広いお話をいただきました。近い将来に成人複雑先天性心疾患の患者数が激増すること、私たち成人循環器の専門医がしっかりと向き合い備えて行くべきである、そして、日ごろから小児循環器と近い距離でお互い学び教え合う関係が大切である、というメッセージが、参加した皆に大きなインパクトを与えました。
続く井戸端会議室では宮崎会場に集合した九州沖縄各県の世話人の先生方のそれぞれの県や施設の事情を踏まえたコメントや質問で盛り上がり、石津先生や小児循環器医の先生方と、本音を交えた意見交換をすることができました。心エコーラボで様々な特殊な疾患を正しくスクリーニング・診断するために、得意技をもつ「仲間」を作り、専門領域を超えて学び合う事の大切さ、そのことによりチーム力を上げて行けることを胸に、話し足りないまま会を終えました。

WEBで参加してくださった世話人の先生方、多くのサテライト会場や個人視聴くださった皆さまとつながり、また一歩進んだ一日となりました。

次回も、日々の診療の力となる企画を進めたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

参加いただいた皆さまありがとうございました。(渡邉)