3年生研究室配属の様子

宮崎大学医学部では、3年生の学生が1か月間各研究室で研究を行う「研究室配属」を行っています。今年は、3名の学生が当教室の一員として頑張ってくれています。
自分たちで結果を出し、まとめたもの1、2、3年生に向けて発表するため、盛りだくさんの毎日です。2週間が経つ頃には、器具の扱いや実験にも慣れてきました。

発表練習では、グラフやスライドの見せ方などのポイントについて教えてもらうと、すぐに自分なりに取り入れて改善したり、自分から「どちらが良いか?」など提案をする姿も見られました。

いよいよ明日は発表です。自分たちが取り組んだ結果を、聞いている人に伝えられるよう最後まで頑張ってください。

第8回九州沖縄循環器画像診断アカデミーを開催しました

前回は世話人の先生方が宮崎に結集、先天性心疾患のトランジション問題を考えながらWEB参加のサテライト会場と個人参加のみなさんと、活発なディスカッションができました。石津智子先生のご講演で近い将来の先天性心疾患患者の増加と課題を身近に感じ、驚きや不安と共に、小児循環器の先生方と共に学んでいくことの大切さを再認識しました。
そこで今回は「続・小児トランジション(移行医療)を考える~成人先天性心疾患の心エコーに必要な知識」とという事で、福岡市立こども病院小児科の倉岡彩子先生に、小児循環器医の立場からこのトピックを語っていただきました。
何度聞いてもわからなくなってしまうような発生の話や複雑な修復術の術式を、症例を通して説明していただいたのですが、倉岡先生のお話しは、私たちの頭がこんがらがってくるタイミングに合わせて絶妙に私たちでもわかりそうなトピックを混ぜ込み、先天心にありがちな「途中脱落」を防ぐ素晴らしい構成でした。倉岡先生とは大学の同級生という宮崎大学小児科の兒玉先生と共に司会を務め、サテライト会場の先生方も含めて、ざっくばらんにお話しできてとても楽しい勉強会でした。

続く井戸端会議室でも、「先天心 みんなで診れば こわくない」をタイトルに日ごろの疑問やさっき見せてくれた症例をもう一度ゆっくり見せていただいたりと、この会ならではの雰囲気で九州沖縄の絆が小児循環器の先生方と共にまた広がったように感じます。

今回、参加者所属施設の状況についてのアンケートも実施し、多くの検査技師さんが、指導に当たる心エコー図担当医のいない中、少人数でがんばっておられることが改めてわかりました。基幹病院からクリニックまで、心エコーのプローブをもつ皆をつなげ、共に学ぶ場としてこの会を続けていきたいと思います。またお会いしましょう! (渡邉)

10/23(木)開催 第8回九州沖縄循環器画像診断アカデミーのご案内

10月23日(木)18:00~Microsoft Teamsにて第8回九州沖縄画像診断アカデミーを開催します!
今回は倉岡彩子先生をゲストにお迎えし、成人先天性心疾患のテーマでご講演いただきます。九州沖縄地区の医師・検査技師その他メディカルスタッフのみなさん、ぜひウェビナー登録をしていただき、ご参加ください‼
アカデミー後は恒例の井戸端会議室も予定しています♪『みんなで診る』をテーマに、普段思っていることや困っていることをディスカッションしていきましょう。
参加登録は下記担当者までご連絡ください。

※この会は、九州沖縄各県の大学や基幹病院で診断医として活躍されている先生方がつながりを深め、更にそこから各県・各地域内の病院・クリニックを含めた診断医・検査技師がつながり、共に高めあえるためのネットワークづくりを目指しています。
↓画像クリックで詳細をご確認ください。

宮崎市青葉町地区での健康講演会

2025年10月3日(金)渡邉望教授が青葉地区で「知っておきたい心臓病のお話」をテーマに講演を行いました。 みやざき健康キャラバン隊の隊長も務める渡邉教授は、みやざきの「かくれ心房細動ゼロ‼」作戦にも力を入れており、心臓のしくみ、不整脈に気づいたら早めに医療機関を受診することの重要性や、歩くことが心臓病・脳卒中予防に繋がることなどをお話ししました。 講演後は心電図モニターチェックも実施。皆さん健康意識が高く、熱心に聞いておられ先生や技師の皆さんとも普段の健康状態についてもたくさん相談されていました。 青葉地区の皆さん、ありがとうございました!

附属中学生が職場体験に来てくれました

9月24日、25日に宮崎大学附属中学校の生徒さんが職場体験で宮崎大学医学部に訪れ、大学病院や大学内で体験を行いました。大学生に紛れて講義を受けたり、班ごとに病院内や各研究室で体験を行うなど、盛りだくさんの2日間でした。
医療に興味のある中学生にとって少しでも刺激になってくれ、将来一緒に仕事ができると嬉しいです。未来に向かってGo!

オープンキャンパス開催

8月9日に宮崎大学のオープンキャンパスが開催され、循環動態生理学教室のラボ体験に9名の高校生が参加してくれました。

最初は、心臓の作りを思い出しながら、絵にかいてもらいました。覚えているようでなかなか難しい。教科書では平面で描かれる体の中ですが、聴診器で心音を聞いたり、エコーを使って心臓が動いている様子を見ていくうちに、少しずつ絵だったものが動く立体としてイメージできるようになったみたいです。

ぎゅっと詰まった1時間でしたね。今回の体験が、みなさんの進路選択の後押しになると嬉しいです。

「耳が恋した」に渡邉先生と井手口先生が出演しました!

JOY FM「耳が恋した」に、みやざき健康キャラバン隊隊長の渡邉望教授と隊員の井手口武史先生(宮崎大学医学部循環器内科講師)が出演しました!

今回は、8/10の健康ハートの日に向けて心臓病予防についてお話しました。
濱田さんも月刊パームス3月号での対談以降、自己検脈を続けていらっしゃるとのこと。
自己検脈などでの日頃からのセルフチェックの重要性についてお話した後は「じゃあ不整脈が見つかったらどうすればいいの?」という疑問について不整脈の専門医である井手口先生がお話ししました。
最後に今年からキャラバン隊が新しく展開中の「あるこうや」についてもアピール。
歩くことが実は心臓病予防になることがわかっています。
暑い夏の間にラジオで歌を覚えて、涼しくなってくる秋になったら、ちょっとそこまで歩いてみませんか?

詳しくは、宮崎健康キャラバン隊HPへ!

研究報告会とラボランチ

インドから半年間特別研究生として在籍しているSHIVANIさんの研究報告会を行いました。SHIVANIさんは、VIT大学(インド)の修士課程生で、修士論文研究を当教室で行っていました。帰国までに結果が出るか不安になっていた時もありましたが、博士課程生のSOWMIYAさんのサポートもありつつ、無事一つのまとまった成果を出すことができたようで、堂々とした発表を行っていました。

発表の後は楽しいランチ♪


お店の方がすごくよくしてくださり、みんなとても楽しむことができました!ありがとうございます。

日本での経験をこれからの人生に活かしていってください。
We wish you all the best in your future‼

日本生化学会九州支部例会で発表しました

6月13、14日に宮崎市民プラザで開催された日本生化学会九州支部例会において、Rizkiさん(博士課程3年)とSoumiyaさん(博士課程3年)がポスター発表を行いました。自分の発表だけでなく、他の方の研究発表を見たり聞いたり質問できる学会は、とても貴重です。これからの自分たちの研究に活かしていきましょう!

在福岡インド総領事が宮崎大学を訪問

2025年6月9日(月)、在福岡インド総領事館(福岡市博多区)のRAMKUMAR総領事をはじめとする3名の皆様が宮崎大学を訪問されました。

宮崎大学からは、鮫島浩学長、吉成安恵国際担当理事、MADHYASTHA HARISHKUMAR医学部助教、MADHYASTHA RADHA医学部助教、および宮崎大学外国人留学生会長であるBANERJEE RISAVさん(大学院農学工学総合研究科1年)を含むインド人留学生5名が出席しました。
MADHYASTHA HARISHKUMAR医学部助教、MADHYASTHA RADHA医学部助教、留学生のBABU SOWMIYAさんは機能制御学講座循環動態生理学分野教室の教室員。

会合では、宮崎大学の特色や、インドをフィールドに取り組んできたヒ素汚染対策など紹介された後、今後の共同プロジェクト実施などについて終始和やかな雰囲気のなかで意見交換が行われました。

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