医学部弓道部の夏が熱い!

かつて医学部時代の6年間を過ごした懐かしい弓道部で、顧問として学生たちを応援しています。今年の九州山口医科学生体育大会、県下大学定期戦などでは男子個人優勝や新人賞優勝など練習の成果が発揮され、暑い中ですが新入生から6年生まで「正射必中」の姿勢で励んでいます。7月の部内の夏射会に私も(ほぼゼロ練で…)道着・袴で参加して、学生たちの青春に混じって試合に出て楽しい時間でした。医学部の勉強は本当に大変ですが、若い時に仲間と精一杯何かに打ち込むことは、これからの人生でずっと残る大切な時間です。今しかない「若さ」という宝を持つこの時期、何事も懸命に背伸びして力の限り頑張って欲しいなと願いつつ、学生たちと過ごしています。
(渡邉)

<夏射会>

<県下大学定期戦>

2026年7月26日の宮崎日日新聞「教えてドクター」に記事掲載

2026年7月26日(日)発刊の宮崎日日新聞「教えてドクター 健康講座」に渡邉望教授(キャラバン隊・隊長)が寄稿した記事が掲載されました。
8月10日は「健康ハートの日」です。8月に向けて「夏の宮崎県民一斉検脈月間」を実施します。宮崎県内の市町村やニシタチの1200店舗をはじめとする県内の施設・企業にご協力いただき、脳卒中を予防する為の自己検脈や熱中症予防の為の水分補給を呼びかけます。 夏場は熱中症リスクと共に心筋梗塞や脳梗塞になるリスクも上がります。熱中症だけでなく心筋梗塞・脳梗塞予防にもこまめな水分補給は欠かせません。健康に気を使いながらこの夏を乗り切りましょう!

↓画像クリックでより大きなサイズで読むことができます。

こちらの記事は、宮崎日日新聞社様から許可をいただき掲載しています。 本記事の無断使用、複製、転載、編集その他の一切を禁じます。

山下尚人先生の学位論文が日本小児循環器学会学会賞:YIA(英文の部)を受賞!

2026年3月に当教室にて大学院博士課程を修了した山下尚人先生の学位論文が、日本小児循環器学会学会賞:YIA(英文の部)を受賞し、7月9~11日に東京で開催された第62回日本小児循環器学会総会・学術集会で表彰式が執り行われました。
スターウォーズのテーマが流れるステージで華々しく表彰され、堂々と挨拶された山下先生。川崎病のスクリーニング目的で心エコーを用いた冠動脈画像の定量評価に取り組む宮崎大学医工連携(工学部:内山教室)の研究を主導し、論文を完成させて大学院を3年(早期履修=飛び級)で卒業されました。

臨床研究は患者さんひとりひとりと向き合う中で生まれる疑問を明らかにするものです。今回の研究論文が世界のトップジャーナルに掲載され、こうして評価されたことは私たちにとっても大きな喜びです。大学院を卒業した今も、研究を続けている山下先生。ますますのご活躍を応援しています!

受賞した研究論文
Mid-Coronary Artery Wall Echogenicity Can Contribute to the Initial Diagnosis of Kawasaki Disease: Quantitative Measurements by Transthoracic Echocardiography
Yamashita N, Kodama Y, Irisa H, Ifuku T, Nakatani K, Uchiyama Y, Moritake H, Watanabe N.
J Am Soc Echocardiogr. 2026 May; 39(5):1511-519.
doi:10.1016/j.echo.2025.12.013.

山下尚人先生(写真中央左)

大菅辰幸先生がASE 2026 Scientific Sessions 〜Veterinary Abstract Showcaseセッション〜で招待発表

共同研究を行っている獣医学科准教授の大菅辰幸先生が、アメリカの心エコー図学会ASE 2026 Scientific Sessions(@ Gaylord Rockies Resort & Convention Center、コロラド州、デンバー)のVeterinary Abstract Showcaseセッションに優秀発表として招待され、口頭発表を行いました。

ACVIM(アメリカ獣医内科学会)は、獣医内科学分野の最も大きい国際学会の1つであるACVIM Forum の循環器分野において、Best4に選出された演題をASE Scientific SessionsのVeterinary Abstract Showcaseセッションで紹介する企画を4年前から行っています。

ACVIM Forumの循環器分野は、ヒトの循環器の学会ACC/AHA annual conferenceに相当する国際学会で、その中で選出されたことはとても素晴らしいことです。さらに、各国からの様々な演題の中、日本人が選ばれたのは大菅先生が初めての快挙となります!!

学会中は、世界の獣医の方との意見交換だけでなく、日本で活躍されていらっしゃる循環器内科医の先生方ともお話しすることができ、ASEでの発表は、獣医学とヒトの心エコー検査の連携を深める絶好の機会となりました。これからの更なるご活躍を期待いたします。

 

大菅先生の発表

犬の粘液腫様変性性僧帽弁疾患(ヒトの変性性MRに類似)で3Dエコーにより三尖弁輪の形態を世界で始めて解析した研究「Assessment of Three-Dimensional Tricuspid Annular Geometry Using Transthoracic Echocardiography in Canine Myxomatous Mitral Valve Disease」

ASE 2026 Scientific Sessionsコロラドの会場が見えて来ました Gaylord Rockies Resort &
Convention Center
機器展示ブース 循環器内科の先生方と

日本循環器学会九州地方会in宮崎:6月27日 台風を吹っ飛ばして開催!

台風7号宮崎直撃の予報で大会長の海北教授が日々天気図とにらめっこされていましたが、その願いが通じ当日は台風の気配もなく、懸念された沖縄組も到着され、九州地方会が予定通り開催されました。充実したプログラムで盛会となり、海北先生の安堵されたお顔を見てとても嬉しい一日でした。

循環動態生理学分野に国費留学生として留学中の博士課程4年Rizkiさん(インドネシア)とSowmiyaさん(インド)がそれぞれYIAファイナリスト、女性研究者賞ファイナリストとして臨床的疑問に基づいた分子細胞生物学的基礎研究の論文を英語で堂々と口頭発表しました。Sowmiyaさんは見事銀賞に輝き、教室としても大きな喜びです。大学院最終学年を飾るふたりの発表は教室の目指す基礎臨床融合研究の成果であり、感慨深いものでした。

座長を務めた教育講演では、榊原記念病院小児心臓外科の高橋幸宏先生からROSS手術について私たちにもわかりやすく、そして小さな命を沢山救ってこられた先生ならではのお話をいただきました。

また今回はダイバーシティ講演担当として「循環器キャリアパスリレートーク」というユニークなセッションを企画しました。若手中堅からベテランまで、循環器というエリアでつながる、異なる専門の医師による10分×8人(基礎→臨床→小児→外科→病理→リハビリ→クリニック→統計)のリレートーク。研修医や学部学生たちはもちろん、私たちの年代にとっても魅力的で新しい発見のある、あっという間の90分でした。

それぞれ違う道を歩んできたようで、皆一貫して「人との出会い」と、「若い時に何かに夢中になること」「得意技を持つこと」をの大切さを伝えておられたのが印象的でした。循環器の森の仲間たちと、世代も専門分野も超えてつながっていることの喜びを感じたセッションでした。 宮崎に来ていただき、ありがとうございました!
(渡邉)

 

女性研究者奨励賞銀賞受賞したSowmiyaさんの授賞式を祝って みんなで撮影
演題:Secoisolariciresinol diglucoside mitigates muscarinic-driven NLRP3 activation in cardiomyocytes

医学部音楽祭

6月13日に、清武半九ホールで医学部音楽祭が開催されました。学生、教職員の他ご家族や地域住民の皆さんなど大きなホールいっぱいの観客の前で、医学部の学生が色々なジャンルの音楽を奏で、青春ほとばしる、輝くステージとなりました♬

私が顧問を務める管打楽器部は新入生も一緒にリズムの良い迫力ある演奏でした。今年は、音楽祭史上初の、管打楽器部と室内楽部の垣根を超えたオーケストラが結成され、大迫力の威風堂々の演奏が会場を圧倒しました。私はクラシック音楽が好きで学生オーケストラができたら良いなと思っていたのでとても嬉しく、慣習に囚われず挑戦した学生たちに心からの拍手を送りました。学生の望みを実現させてくださった指導者の先生方に、感謝申し上げます。


<管打楽器部の演奏>


<オーケストラ演奏>

私は今年もフィナーレの合唱部で学生と一緒にソプラノを歌いました。今年は合唱経験のある男子学生が増えて、学祭実行委員も加わり総勢40名を超える合唱となりました。日々の業務の中で学生の部活に顔を出すのは時間的体力的に厳しい事ですが、彼らの青春に混じって過ごすのは、大学の教員としては楽しく幸せなことです。
企画運営全て学生自身で行うこれらの行事は、医師や看護師になって社会に出た後もずっと思い出となり力となることでしょう。
これからも宮崎大学医学部への応援、ご支援お願い致します♪
(渡邉)

<合唱部の学生と一緒に♪>

<合唱部のみなさん 撮影:渡邉>

日本超音波医学会学術集会@東京フォーラム

5月29日-31日、東京フォーラムで第99回日本超音波医学会学術集会が開催されました。委員長を務めるキャリアシティ・ダイバーシティ推進委員会セッションとして、領域の違う若手医師チーム、Early Career部会企画の「領域横断エコリンピック」が第3回を迎え、10名の候補者が自慢の症例をインパクトのあるエコー画像と共に5分間でプレゼンテーションしました。それぞれが印象深く学びも大きい発表で、活発な討議もあり、あっという間の楽しく充実した90分でした。宮崎大学の内田暁子先生が元気いっぱいの発表で見事金メダルを獲得し、やる気倍増の笑顔での受賞式でした。

座長を務めた循環器の性差医療を考えるセッションでは、弁膜症など心臓病の男女差や循環器病の女性の妊娠出産など様々な視点で学ぶ貴重な機会となりました。

ポスター発表も活発で、たくさん質問も出て、改めて学会で全国の仲間と学び合う喜びを感じました。10月17日には、沖縄で九州地方会が開催されます。九州地方会オリジナルのピンバッヂコレクションの沖縄デザインをゲットしに、是非沖縄においでください!
(渡邉)

日本超音波医学会のHP『Early Career部会「第3回 領域横断エコリンピック2026」開催報告』に受賞者の声が掲載されています。ぜひご覧ください。

https://www.jsum.or.jp/ulpath/event/echo2026houkoku/

第37回心エコー図学会学術集会に参加しました

4月24日~26日、第37回心エコー図学会学術集会が開催されました。

奈良公園の歴史ある施設や自然に囲まれた会場で、到着までに大勢の鹿の間を通り抜けて(足元注意!)いくような特別な空間でした。
私は司会や講演など様々な役目がありましたが、Editorを務めるAHA journalのCirculation Cardiovascular Imagingの編集長Dr. Groplerを迎えたセッションを今年も開催することができ、一流の学術誌に掲載される研究論文を書くためのヒントを、若手研究者と共に語る、実りある時間となりました。
宮崎大学からも若手医師・検査技師が研究発表や症例発表を行い、しっかりと勉強し、はきはきと発表する姿が頼もしかったです。小児循環器の山下先生はYIAのファイナリストとしてステージに立ち、アメリカ心エコー学会の雑誌Journal of American Journal of Echocardiographyに採択された研究論文の内容を堂々と発表・質疑しました。検査技師の田中さんは、今年の画像選手権で銀賞に輝き、画像がスクリーンに映し出されると会場が「おお~っ」と沸き立っていました。インパクトのある画像から、その背景にある疾患についての知識を学び共有するいい機会となりました。
学会では、出会った症例をひとつひとつ丁寧に調べ発表したり、自分たちの研究成果を公表することで多くを学び、また他施設のスペシャリストと共に考えることができ、次に出会う患者さんのために自分を成長させることができます。
日々の診療の先に研究があり、研究がまた明日の診療のスキルアップにつながります。また来年に向けてチームで頑張っていこうと思った古都の春でした。
(渡邉)

 

 

卒業式が行われました

2026年3月23日 宮崎大学の卒業式がシーガイアにて挙行されました。
学部学生、修士、博士課程の学生まで一堂に揃ってお執り行われる式は喜びにあふれており、素晴らしい天気にも恵まれて素敵な式となりました。

式の後の懇親会では、関わった学生と思い出を話すことができ、みなさんの4月からの活躍に期待するばかりです。I wish all the best in your future!


弓道部の卒業生と
管打楽器の卒業生と

第90回日本循環器学会学術集会に参加しました

3月20日~22日にJCS2026:第90回日本循環器学会学術集会が福岡で開催されました。

学会は若手医師や大学院生の基礎研究・臨床研究の成果を発表する大切な場であり、同じ分野で研究している参加者と学術交流できるのも大きな魅力です。
みやざき健康キャラバン隊として力を入れている宮崎県の健康データ解析の結果の発表もあり、引き続き県の健康増進に役立つ成果を出していきたいところです。

私はAHAのInternational Commiteeの活動として今年もJCSとのコラボ事業にかかわりました。CEOのNancy BrownはじめAHAのリーダーシップが毎年来日し、JCSのメンバーと交流を深める良い機会です。また、AHA-JCS Joint Sessionにspeakerとして参加し、precision medicineをテーマとした充実したセッションとなりました。

心エコー図学会の教育委員会として毎年企画している若手医師向けのハンズオンセミナーも盛況でした。

今年度の集大成としての学会を終え、気持ち新たに臨床・学術研究・教育・地域貢献など様々な方面で皆で力を合わせ、令和8年度を迎えます。
ご支援・応援いただいている皆様ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。(渡邉)