博士論文審査会とお祝い会

8月3日と6日に当教室所属のSOWMIYAさん・RIZKIさんの博士論文審査会が開催されました。
ふたりは国費留学生として4年前に来日し、新しい環境で毎日真剣に研究に取り組んでいました。失敗したこともうまくいかずに悩んだことも、いい結果ができた喜びも、多くの学びの詰まったあっという間の4年間だったと思います。その集大成を博士論文審査会に込め、堂々と発表してくれました。

SOWMIYAさん

RIZKIさん

そして、ふたりの論文掲載お祝いと博士論文審査会のお疲れ様会を兼ねて、アクアポットカピタンでランチ会を行いました。いい笑顔です!
3月に卒業された山下先生も合流してくれました!

オープンキャンパスで講演

8月10日に宮崎大学オープンキャンパスが開催されました。
医学部では、全体説明会や模擬講義、各教室での体験が設けられています。

今回、渡邉教授は模擬講義を担当し、50周年を記念し新しくなった篠懸ホールにおいて、「見てみよう心臓の構造とダイナミクス」というタイトルで模擬講義を行いました。
高校生のみなさんは心臓の動く様子や規律的に動く仕組みについて真剣に聞いてくれていました。時には、心臓で発作が起きた時、どのような感じになるのか表現してみましょう。という渡邉先生の投げかけに対しそれぞれが思いつくリアクションをとるなど、和気あいあいとした雰囲気も見られました♪
また、医師の仕事についても、治療や手術だけでなく「予防」という面からも人々を救うことができるという言葉に対し、今からでもできる『自己検脈』の方法についてしっかりと学んでいました。

今回のオープンキャンパスが、将来のなりたい自分を想像する手助けとなり、受験へ向かう力となってくれると嬉しいです。
一緒に宮崎大学医学部で学ぶことを楽しみにしています。

宮崎日日新聞に「宮崎県民一斉検脈月間」の取り組みの記事が掲載されました

2026年8月1日(土)発刊の宮崎日日新聞19面に、渡邉教授が隊長を務める、みやざき健康キャラバン隊の「宮崎県民一斉検脈月間」に関する記事が掲載されました。
この取り組みは、心臓病・脳卒中予防を目的としたもので、3月の検脈月間に続き、この8月も「夏の宮崎県民一斉検脈月間」を実施しています。 今回も宮崎の繁華街ニシタチの店舗にご協力いただき、自己検脈のポスター掲示や店舗スタッフによるお客様への自己検脈指導などを実施していただいています。 今回、取材を受けていただいたスナック「Kazumi」様は、3月の脈の日から続けて自己検脈による脳卒中予防と「宮崎県民一斉検脈月間」に熱心に取り組まれている店舗のひとつ。 店主の加賀和美様は、「自己検脈による不整脈チェックでの心臓病の早期発見と予防は健康維持に効果がある。自己検脈をより広く知ってもらうことで必ず自身やお客さんの未来は良くなると思っている」と強くおっしゃっていました。
新聞記事や、常連のお客様のお話は、みやざき健康キャラバン隊のブログで詳しく記載しています。こちらもぜひご覧ください!

左からスナック「Kazumi」店主の加賀和美様、キャラバン隊長の渡邉望教授、常連のお客様

医学部弓道部の夏が熱い!

かつて医学部時代の6年間を過ごした懐かしい弓道部で、顧問として学生たちを応援しています。今年の九州山口医科学生体育大会、県下大学定期戦などでは男子個人優勝や新人賞優勝など練習の成果が発揮され、暑い中ですが新入生から6年生まで「正射必中」の姿勢で励んでいます。7月の部内の夏射会に私も(ほぼゼロ練で…)道着・袴で参加して、学生たちの青春に混じって試合に出て楽しい時間でした。医学部の勉強は本当に大変ですが、若い時に仲間と精一杯何かに打ち込むことは、これからの人生でずっと残る大切な時間です。今しかない「若さ」という宝を持つこの時期、何事も懸命に背伸びして力の限り頑張って欲しいなと願いつつ、学生たちと過ごしています。
(渡邉)

<夏射会>

<県下大学定期戦>

宮崎日日新聞「教えてドクター」に記事掲載

2026年7月26日(日)発刊の宮崎日日新聞「教えてドクター 健康講座」に渡邉望教授(キャラバン隊・隊長)が寄稿した記事が掲載されました。
8月10日は「健康ハートの日」です。8月に向けて「夏の宮崎県民一斉検脈月間」を実施します。宮崎県内の市町村やニシタチの1200店舗をはじめとする県内の施設・企業にご協力いただき、脳卒中を予防する為の自己検脈や熱中症予防の為の水分補給を呼びかけます。 夏場は熱中症リスクと共に心筋梗塞や脳梗塞になるリスクも上がります。熱中症だけでなく心筋梗塞・脳梗塞予防にもこまめな水分補給は欠かせません。健康に気を使いながらこの夏を乗り切りましょう!

↓画像クリックでより大きなサイズで読むことができます。

こちらの記事は、宮崎日日新聞社様から許可をいただき掲載しています。 本記事の無断使用、複製、転載、編集その他の一切を禁じます。

山下尚人先生の学位論文が日本小児循環器学会学会賞:YIA(英文の部)を受賞!

2026年3月に当教室にて大学院博士課程を修了した山下尚人先生の学位論文が、日本小児循環器学会学会賞:YIA(英文の部)を受賞し、7月9~11日に東京で開催された第62回日本小児循環器学会総会・学術集会で表彰式が執り行われました。
スターウォーズのテーマが流れるステージで華々しく表彰され、堂々と挨拶された山下先生。川崎病のスクリーニング目的で心エコーを用いた冠動脈画像の定量評価に取り組む宮崎大学医工連携(工学部:内山教室)の研究を主導し、論文を完成させて大学院を3年(早期履修=飛び級)で卒業されました。

臨床研究は患者さんひとりひとりと向き合う中で生まれる疑問を明らかにするものです。今回の研究論文が世界のトップジャーナルに掲載され、こうして評価されたことは私たちにとっても大きな喜びです。大学院を卒業した今も、研究を続けている山下先生。ますますのご活躍を応援しています!

受賞した研究論文
Mid-Coronary Artery Wall Echogenicity Can Contribute to the Initial Diagnosis of Kawasaki Disease: Quantitative Measurements by Transthoracic Echocardiography
Yamashita N, Kodama Y, Irisa H, Ifuku T, Nakatani K, Uchiyama Y, Moritake H, Watanabe N.
J Am Soc Echocardiogr. 2026 May; 39(5):1511-519.
doi:10.1016/j.echo.2025.12.013.

山下尚人先生(写真中央左)

大菅辰幸先生がASE 2026 Scientific Sessions 〜Veterinary Abstract Showcaseセッション〜で招待発表

共同研究を行っている獣医学科准教授の大菅辰幸先生が、アメリカの心エコー図学会ASE 2026 Scientific Sessions(@ Gaylord Rockies Resort & Convention Center、コロラド州、デンバー)のVeterinary Abstract Showcaseセッションに優秀発表として招待され、口頭発表を行いました。

ACVIM(アメリカ獣医内科学会)は、獣医内科学分野の最も大きい国際学会の1つであるACVIM Forum の循環器分野において、Best4に選出された演題をASE Scientific SessionsのVeterinary Abstract Showcaseセッションで紹介する企画を4年前から行っています。

ACVIM Forumの循環器分野は、ヒトの循環器の学会ACC/AHA annual conferenceに相当する国際学会で、その中で選出されたことはとても素晴らしいことです。さらに、各国からの様々な演題の中、日本人が選ばれたのは大菅先生が初めての快挙となります!!

学会中は、世界の獣医の方との意見交換だけでなく、日本で活躍されていらっしゃる循環器内科医の先生方ともお話しすることができ、ASEでの発表は、獣医学とヒトの心エコー検査の連携を深める絶好の機会となりました。これからの更なるご活躍を期待いたします。

 

大菅先生の発表

犬の粘液腫様変性性僧帽弁疾患(ヒトの変性性MRに類似)で3Dエコーにより三尖弁輪の形態を世界で始めて解析した研究「Assessment of Three-Dimensional Tricuspid Annular Geometry Using Transthoracic Echocardiography in Canine Myxomatous Mitral Valve Disease」

ASE 2026 Scientific Sessionsコロラドの会場が見えて来ました Gaylord Rockies Resort &
Convention Center
機器展示ブース 循環器内科の先生方と

日本循環器学会九州地方会in宮崎:6月27日 台風を吹っ飛ばして開催!

台風7号宮崎直撃の予報で大会長の海北教授が日々天気図とにらめっこされていましたが、その願いが通じ当日は台風の気配もなく、懸念された沖縄組も到着され、九州地方会が予定通り開催されました。充実したプログラムで盛会となり、海北先生の安堵されたお顔を見てとても嬉しい一日でした。

循環動態生理学分野に国費留学生として留学中の博士課程4年Rizkiさん(インドネシア)とSowmiyaさん(インド)がそれぞれYIAファイナリスト、女性研究者賞ファイナリストとして臨床的疑問に基づいた分子細胞生物学的基礎研究の論文を英語で堂々と口頭発表しました。Sowmiyaさんは見事銀賞に輝き、教室としても大きな喜びです。大学院最終学年を飾るふたりの発表は教室の目指す基礎臨床融合研究の成果であり、感慨深いものでした。

座長を務めた教育講演では、榊原記念病院小児心臓外科の高橋幸宏先生からROSS手術について私たちにもわかりやすく、そして小さな命を沢山救ってこられた先生ならではのお話をいただきました。

また今回はダイバーシティ講演担当として「循環器キャリアパスリレートーク」というユニークなセッションを企画しました。若手中堅からベテランまで、循環器というエリアでつながる、異なる専門の医師による10分×8人(基礎→臨床→小児→外科→病理→リハビリ→クリニック→統計)のリレートーク。研修医や学部学生たちはもちろん、私たちの年代にとっても魅力的で新しい発見のある、あっという間の90分でした。

それぞれ違う道を歩んできたようで、皆一貫して「人との出会い」と、「若い時に何かに夢中になること」「得意技を持つこと」をの大切さを伝えておられたのが印象的でした。循環器の森の仲間たちと、世代も専門分野も超えてつながっていることの喜びを感じたセッションでした。 宮崎に来ていただき、ありがとうございました!
(渡邉)

 

女性研究者奨励賞銀賞受賞したSowmiyaさんの授賞式を祝って みんなで撮影
演題:Secoisolariciresinol diglucoside mitigates muscarinic-driven NLRP3 activation in cardiomyocytes

医学部音楽祭

6月13日に、清武半九ホールで医学部音楽祭が開催されました。学生、教職員の他ご家族や地域住民の皆さんなど大きなホールいっぱいの観客の前で、医学部の学生が色々なジャンルの音楽を奏で、青春ほとばしる、輝くステージとなりました♬

私が顧問を務める管打楽器部は新入生も一緒にリズムの良い迫力ある演奏でした。今年は、音楽祭史上初の、管打楽器部と室内楽部の垣根を超えたオーケストラが結成され、大迫力の威風堂々の演奏が会場を圧倒しました。私はクラシック音楽が好きで学生オーケストラができたら良いなと思っていたのでとても嬉しく、慣習に囚われず挑戦した学生たちに心からの拍手を送りました。学生の望みを実現させてくださった指導者の先生方に、感謝申し上げます。


<管打楽器部の演奏>


<オーケストラ演奏>

私は今年もフィナーレの合唱部で学生と一緒にソプラノを歌いました。今年は合唱経験のある男子学生が増えて、学祭実行委員も加わり総勢40名を超える合唱となりました。日々の業務の中で学生の部活に顔を出すのは時間的体力的に厳しい事ですが、彼らの青春に混じって過ごすのは、大学の教員としては楽しく幸せなことです。
企画運営全て学生自身で行うこれらの行事は、医師や看護師になって社会に出た後もずっと思い出となり力となることでしょう。
これからも宮崎大学医学部への応援、ご支援お願い致します♪
(渡邉)

<合唱部の学生と一緒に♪>

<合唱部のみなさん 撮影:渡邉>

日本超音波医学会学術集会@東京フォーラム

5月29日-31日、東京フォーラムで第99回日本超音波医学会学術集会が開催されました。委員長を務めるキャリアシティ・ダイバーシティ推進委員会セッションとして、領域の違う若手医師チーム、Early Career部会企画の「領域横断エコリンピック」が第3回を迎え、10名の候補者が自慢の症例をインパクトのあるエコー画像と共に5分間でプレゼンテーションしました。それぞれが印象深く学びも大きい発表で、活発な討議もあり、あっという間の楽しく充実した90分でした。宮崎大学の内田暁子先生が元気いっぱいの発表で見事金メダルを獲得し、やる気倍増の笑顔での受賞式でした。

座長を務めた循環器の性差医療を考えるセッションでは、弁膜症など心臓病の男女差や循環器病の女性の妊娠出産など様々な視点で学ぶ貴重な機会となりました。

ポスター発表も活発で、たくさん質問も出て、改めて学会で全国の仲間と学び合う喜びを感じました。10月17日には、沖縄で九州地方会が開催されます。九州地方会オリジナルのピンバッヂコレクションの沖縄デザインをゲットしに、是非沖縄においでください!
(渡邉)

日本超音波医学会のHP『Early Career部会「第3回 領域横断エコリンピック2026」開催報告』に受賞者の声が掲載されています。ぜひご覧ください。

https://www.jsum.or.jp/ulpath/event/echo2026houkoku/