明日WEB開催されます 第13回実地医家のための心エコー図勉強会

この勉強会では、循環器専門の先生方の枠を超え、一般診療科の先生方、超音波に携わる技師さんたち、また医学生や研修医などを広く対象とし、心エコー図の基礎を知って頂くことを目的としています。
お申し込み方法等、詳しくはこちら(echo_cardiography_13)をご確認ください。

第一回九州沖縄循環器画像診断アカデミーが開催されました!

6月3日に聖マリアンナ医科大学の出雲昌樹先生を講師に迎え、第一回九州沖縄循環器画像診断アカデミーがweb開催され、 九州沖縄全域から 100名を超える先生方や技師さんたちに参加いただきました。
今回は、「変わりゆくTAVIの適応とエコー診断医の役割を考える」というテーマに沿って、主に自己拡張型人工弁Evolut留置の際にエコー診断医がどう関わっていくか、適応から術中ナビゲート、術後評価での実際のコツや問題点など、最前線で多くの経験をされている出雲先生ならではのご講演をいただきました。
九州沖縄地区の診断医の先生や技師さんたちにディスカッションに加わっていただき、本音トークも交え、楽しい勉強の場となりました。途中からは宮崎大学循環器腎臓内科に就任されたばかりの海北幸一教授も加わり、インプランターとしてのコメントをいただくこともでき、活発な時間となりました。
なかなか会うことのできない仲間が、webのおかげでこうしてつながり、高めあえるのは、大きな喜びでした。これからも、様々なジャンルでの企画をしたいと思いますので、是非ご参加下さい!!

日本超音波医学会 第31回九州地方会学術集会のお知らせ

2021年10月3日(日)、シーガイアコンベンションセンターにて開催いたします。当講座の渡邉望教授が大会長をつとめます。今回の学術集会のテーマとして「響けエコーの力;世界へ、未来へ」を掲げました。学術集会会場にて、第20回九州地方会講習会、2021年度必修講習会が併催されますので、是非この機会にご参加ください。

「いつもつながって、高めよう地域の力」九州沖縄地区循環器画像診断アカデミー設立のお知らせ

代表:渡邉 望(宮崎大学機能制御学講座循環動態生理学分野 教授)

設立理念

循環器疾患の診断治療における画像診断の役割は年々大きくなっています。循環器内科医の中でもnoninvasive cardiologistと言われる診断医は、様々な心血管疾患の初期診断から心臓外科手術やカテーテル手術の周術期、術後フォローまで深く関わり、ハートチームの要としての役割を果たすことが期待されています。そのためには、日常の検査レベルを高め、新しい知識や技術を習得し、豊かな経験を重ねていくことが大切です。この会は、九州沖縄各県の大学や基幹病院で診断医として活躍されている先生方がつながりを深め、更にそこから各県・各地域内の病院・クリニックを含めた診断医・検査技師がつながり、共に高めあえるためのネットワークづくりを目指しています。

会の形態はさまざまです。講演会形式や、座談会形式、時にはクローズドの会での突発的な症例相談なども想定しています。弁膜症・心筋症・虚血性心疾患などの診断や、心臓手術・カテーテル手術に関連することなど、その都度テーマにより、このネットワークを活かした活動ができたらと願っています。企業の共催による会として、この会の枠組みを積極的に利用することも考えています。
私は、長年学会活動などを通じ、多くの同じ志の先生方とつながることで沢山の経験をし、学びを深めてきました。これからのマルチモダリティ画像診断の時代、九州沖縄地区の仲間がいつも顔の見える関係として高めあい、学術的・臨床的レベルの向上と、そして全国・世界への発信とつながることを願っています。

渡邉 望