
知っておきたい心臓病のお話:宮崎東地区交流センター

3月2日に、久しぶりの会場、ふじの園からの中継で、第14回実地医家のための心エコー図勉強会をライブ配信しました。実地医家の先生方・検査技師さんと共に長年続けてきたハンズオン勉強会。その雰囲気での配信をしたいという思いで、協賛・協力メーカーさんに尽力いただきました。野﨑先生の総合司会で、肺高血圧症の病態生理・エコー診断の勉強の後、宮崎市郡医師会病院と宮崎大学の技師さん達から実際の症例を紹介、そして、ハイエンド装置とポータブル装置を使ったライブデモ、と盛りだくさんの夜でした。通信環境の問題で、動画配信がカクカクなってしまい、視聴いただいた皆様は大変見にくかったことと思います。その中で、70名を超える参加いただき、勉強になった、との声もお届け下さり、ありがとうございました。様々な困難はありますが、これからも、このアットホームな勉強会を続けていきたいと思います。次回は、顔を合わせてのハンズオンができるでしょうか・・・そう願いつつ・・第15回でまたお会いしましょう!
「いつもつながって、高めよう地域の力」
2月17日に、第二回 九州沖縄循環器画像診断アカデミーがWEB開催されました。
今回は、京都府立医科大学の山野哲弘先生、熊本大学の植田光晴先生をお迎えし、高齢化に伴い診断数が急増しているトランスサイレチン型心アミロイドーシスの早期診断、病診連携をテーマに、講演・ディスカッションの時を持ちました。
心エコー室が診断のきっかけ、スタートの場となることの多いこの疾患ですが、そこから最終的な確定診断に至るためには、エコー担当の技師さん・先生方から主治医へ、そしてアミロイドーシスセンターへつながるまでの連携がとても大切であること、Red Flagを参考に、初期診断のための「嗅覚」と「勇気」を携えて検査・診療に当たることの大切さを学びました。今回は270名を超える事前登録をいただき、このテーマへの関心の高さも改めて認識しました。
パネルでは、九州沖縄各地のラボからの質問に、山野先生からは現場のエコーを担っておられる先生ならではの本音を交えた解説を、そしてご自身を「アミロイドオタク」とおっしゃる植田先生からは、敷居が高く思われがちなアミロイドーシスセンターのことを丁寧に説明いただき、身近に感じられる説明をいただきました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
忙しい診療の後に参加いただいた皆様、ありがとうございました。それぞれの場で、また明日から頑張りましょう。
循環器の画像診断に関して講演&ディスカッションが行われます。ライブ配信ですので、多くの方に視聴していただければと思います。
渡邉望が大会長を務めました日本超音波医学会第31回九州地方学術集会が盛会のうちに無事全日程を終了することができました。これもひとえに、開催に際しご支援を賜りました皆々様のお力添えのおかげと深く感謝いたします。
新しい試みとして始めたTwitterも、多くの方が見てくださったようで、大変うれしい限りです。当日のTwitter係をしてくれた学生達も、先生方のご講演・発表を聞き、医学研究の風を肌で感じることができて本当に良い体験ができたと喜んでおりました。
WEB開催だけど、ちょっぴりハイブリット。特設ブースを設置してのライブ感。人と交わり、意見交換をする、学術集会は成長・発展していくうえで本当に大切な場だと感じました。そのような場を宮崎で開催できたことを嬉しく思います。ありがとうございました!!!!
この勉強会では、循環器専門の先生方の枠を超え、一般診療科の先生方、超音波に携わる技師さんたち、また医学生や研修医などを広く対象とし、心エコー図の基礎を知って頂くことを目的としています。
お申し込み方法等、詳しくはこちら(echo_cardiography_13)をご確認ください。
6月3日に聖マリアンナ医科大学の出雲昌樹先生を講師に迎え、第一回九州沖縄循環器画像診断アカデミーがweb開催され、 九州沖縄全域から 100名を超える先生方や技師さんたちに参加いただきました。
今回は、「変わりゆくTAVIの適応とエコー診断医の役割を考える」というテーマに沿って、主に自己拡張型人工弁Evolut留置の際にエコー診断医がどう関わっていくか、適応から術中ナビゲート、術後評価での実際のコツや問題点など、最前線で多くの経験をされている出雲先生ならではのご講演をいただきました。
九州沖縄地区の診断医の先生や技師さんたちにディスカッションに加わっていただき、本音トークも交え、楽しい勉強の場となりました。途中からは宮崎大学循環器腎臓内科に就任されたばかりの海北幸一教授も加わり、インプランターとしてのコメントをいただくこともでき、活発な時間となりました。
なかなか会うことのできない仲間が、webのおかげでこうしてつながり、高めあえるのは、大きな喜びでした。これからも、様々なジャンルでの企画をしたいと思いますので、是非ご参加下さい!!