宮崎大学 市民講座 -医療における最近の話題-

8月27日に「医療における最近の話題」というタイトルで市民講座を行いました。講師は産婦人科 教授桂木真司先生と、当教室 教授渡邉望です。
生活の中で、自分や身近な人が毎日をすこやかに過ごすために、ちょっと意識を向ける。そんなヒントになったら良いと思い、お話しさせていただきました。
高校生から年配の方まで、幅広い世代の方に参加していただけて、大変うれしく思います。

宮崎大学では その他様々な市民講座を開講しています。
興味のある講座がありましたら、ぜひお申し込みください。
★公開講座のご案内(講座一覧)★

心疾患を地域の連携で支えるために:潤和会記念病院講演会で心エコーのお話をしました

潤和会記念病院は、脳卒中後などのリバビリ体制を充実し、患者さんたちの急性期〜慢性期医療・看護で地域に貢献されてきましたが、この度、循環器内科迫田直也先生を中心としたチームによる心臓リハビリを新たに立ち上げ、急性期医療を終えた心臓病患者さんの慢性期心不全管理、帰宅支援、訪問リハビリや訪問看護による在宅支援に力を入れていかれるとの事です。
この日、院内の医師・コメディカルの皆さんおよび、地域の実地医家の先生方を交えての勉強会が開催され、心不全の病態と、リハビリや看護において知っておきたい心臓疾患の知識につき、心エコーの画像を供覧しながらお話をする機会をいただきました。潤和会記念病院のこれまでの経験に基づくリハビリ・訪問医療のノウハウと、病院長岩村威志先生のリーダーシップに基づくチームの団結力を強く感じました。
これからは、大学病院などの基幹病院と、地域の拠点病院、クリニックなどの実地医家の先生方との連携がますます重要となります。宮崎県の患者さんたちのために、地域で大きなチームになれるよう、色々な活動をしていきたいと思いを新たにした講演会でした。

知っておきたい心臓病のお話:宮崎東地区交流センター

のざきクリニックのある宮崎市青葉地区の地域の皆さんに、心臓病についてお話をする機会がありました。
イラストやエコーの画像を見ながら、不整脈や心不全などについてわかりやすく説明し、参加された皆さんは熱心にメモを取りながらうなずいておられました。
このような地域での活動が、心臓病の予防や早期発見につながればと願っています。

第14回実地医家のための心エコー図勉強会をライブ配信しました

3月2日に、久しぶりの会場、ふじの園からの中継で、第14回実地医家のための心エコー図勉強会をライブ配信しました。実地医家の先生方・検査技師さんと共に長年続けてきたハンズオン勉強会。その雰囲気での配信をしたいという思いで、協賛・協力メーカーさんに尽力いただきました。野﨑先生の総合司会で、肺高血圧症の病態生理・エコー診断の勉強の後、宮崎市郡医師会病院と宮崎大学の技師さん達から実際の症例を紹介、そして、ハイエンド装置とポータブル装置を使ったライブデモ、と盛りだくさんの夜でした。通信環境の問題で、動画配信がカクカクなってしまい、視聴いただいた皆様は大変見にくかったことと思います。その中で、70名を超える参加いただき、勉強になった、との声もお届け下さり、ありがとうございました。様々な困難はありますが、これからも、このアットホームな勉強会を続けていきたいと思います。次回は、顔を合わせてのハンズオンができるでしょうか・・・そう願いつつ・・第15回でまたお会いしましょう!

第二回九州沖縄循環器画像診断アカデミーが開催されました!

「いつもつながって、高めよう地域の力」
2月17日に、第二回 九州沖縄循環器画像診断アカデミーがWEB開催されました。

今回は、京都府立医科大学の山野哲弘先生、熊本大学の植田光晴先生をお迎えし、高齢化に伴い診断数が急増しているトランスサイレチン型心アミロイドーシスの早期診断、病診連携をテーマに、講演・ディスカッションの時を持ちました。
心エコー室が診断のきっかけ、スタートの場となることの多いこの疾患ですが、そこから最終的な確定診断に至るためには、エコー担当の技師さん・先生方から主治医へ、そしてアミロイドーシスセンターへつながるまでの連携がとても大切であること、Red Flagを参考に、初期診断のための「嗅覚」と「勇気」を携えて検査・診療に当たることの大切さを学びました。今回は270名を超える事前登録をいただき、このテーマへの関心の高さも改めて認識しました。
パネルでは、九州沖縄各地のラボからの質問に、山野先生からは現場のエコーを担っておられる先生ならではの本音を交えた解説を、そしてご自身を「アミロイドオタク」とおっしゃる植田先生からは、敷居が高く思われがちなアミロイドーシスセンターのことを丁寧に説明いただき、身近に感じられる説明をいただきました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
忙しい診療の後に参加いただいた皆様、ありがとうございました。それぞれの場で、また明日から頑張りましょう。

第30回宮崎心エコー研究会のご案内

本日2月7日月曜日の19:00~、宮崎心エコー研究会がWEB開催されます。
今回は、宮崎大学の古川貢之先生と、琉球大学の古川浩二郎先生との、心臓外科医ダブル古川教授共演という、とても楽しみな企画となっています。
お二人の古川先生ともに、エコー診断を基軸にした外科治療のお話をしてくださいますので、いい勉強の機会になると思います。

直前のお知らせとなりましたが、興味のある方はぜひご参加ください。
第30回宮崎心エコー研究会

「徹底討論! ハートバルブ・カンファレンス」特別ウェブセミナー本日開催

「徹底討論! ハートバルブ・カンファレンス」の刊行を記念した『特別ウェブセミナー』が、12月7日(火)夜8時~10時までの2時間で開催されます!オリジナルオンラインwebドラマ → 講義 → ディスカッション を予定。ドラマはAR(大動脈弁閉鎖不全症;以下AR) に焦点を当てた内容です。詳しくは↓↓↓からどうぞ

日本超音波医学会 無事終了

 渡邉望が大会長を務めました日本超音波医学会第31回九州地方学術集会が盛会のうちに無事全日程を終了することができました。これもひとえに、開催に際しご支援を賜りました皆々様のお力添えのおかげと深く感謝いたします。
 新しい試みとして始めたTwitterも、多くの方が見てくださったようで、大変うれしい限りです。当日のTwitter係をしてくれた学生達も、先生方のご講演・発表を聞き、医学研究の風を肌で感じることができて本当に良い体験ができたと喜んでおりました。
 WEB開催だけど、ちょっぴりハイブリット。特設ブースを設置してのライブ感。人と交わり、意見交換をする、学術集会は成長・発展していくうえで本当に大切な場だと感じました。そのような場を宮崎で開催できたことを嬉しく思います。ありがとうございました!!!!