宮崎市青葉町地区での健康講演会

2025年10月3日(金)渡邉望教授が青葉地区で「知っておきたい心臓病のお話」をテーマに講演を行いました。 みやざき健康キャラバン隊の隊長も務める渡邉教授は、みやざきの「かくれ心房細動ゼロ‼」作戦にも力を入れており、心臓のしくみ、不整脈に気づいたら早めに医療機関を受診することの重要性や、歩くことが心臓病・脳卒中予防に繋がることなどをお話ししました。 講演後は心電図モニターチェックも実施。皆さん健康意識が高く、熱心に聞いておられ先生や技師の皆さんとも普段の健康状態についてもたくさん相談されていました。 青葉地区の皆さん、ありがとうございました!

日本生化学会九州支部例会で発表しました

6月13、14日に宮崎市民プラザで開催された日本生化学会九州支部例会において、Rizkiさん(博士課程3年)とSoumiyaさん(博士課程3年)がポスター発表を行いました。自分の発表だけでなく、他の方の研究発表を見たり聞いたり質問できる学会は、とても貴重です。これからの自分たちの研究に活かしていきましょう!

第98回日本超音波医学会@京都

2025年5月30日〜6月1日 第98回日本超音波医学会学術集会が開催されました。今回は世界超音波医学学術連合大会(WFUMB)との併催で、多くの外国人講師や発表者が京都を訪れ、盛大な学会と京都の街を楽しんでいました。

宮崎大学からも医師・検査技師の演題発表があり、日ごろの成果を発表し、超音波医学の分野で活躍する仲間との交流もでき、とても良い経験となりました。
学会のキャリア支援・ダイバーシティ委員会の委員長として、今年第2回となる若手医師らによる企画:領域横断 エコリンピック2025をサポートしました。超音波医学会の最大の魅力である、他領域の専門医師や技師同士で学び合える特徴を活かし、これからの医療界を担う若手が企画運営にも携わり、リーダーとして活躍する場となっています。
宮崎大学からも長友先生が発表し、大いに刺激を受けたようです。
私は WFUMBの座長として国際セッションの司会もしましたが、学術演題発表の様子でアジア各国のお国柄が色濃く出る、大変ユニークな発表の場でした。学術を通した国際交流が広がることは嬉しいことだと感じています。
10月には佐賀で九州地方会が開催されます。皆さん是非ご参加ください!
(渡邉)

インドネシア ブラウィジャヤ大学で講演を行いました

2025年5月26日-28日、インドネシア ブラウィジャヤ大学において、第7回International Conference on Bioscience and Medical Engineeringが開催されました。現在、当教室を修了した大学院生たちがブラウィジャヤ大学で教員として活躍しており、今回、ワークショップの講師や特別講演の演者として、HARISHKUMAR MADHYASTHA助教が招待されました。

 

第89回日本循環器学会学術集会JCS@横浜

第89回日本循環器学会学術集会JCS@横浜には今年も宮崎大学からも多くの参加がありました。
教室の博士課程大学院生は基礎、臨床研究の成果をそれぞれ発表し、充実の3日間でした。今年度入学した留学生は初めてのJCS参加で、同じ分野に興味を持つ研究者との意見交換をしたり最新トピックを学んだり、23会場と大きな展示ホールを行き来して、皆でだいぶ歩きました。卒業したばかりの6年生、原田さんも一緒に参加し、学術の世界でいい経験をしたようです。

今回初めてAHAが循環学会会期中にメンバーランチを企画し、Go Red for Women Japanのメンバーを招待してCEOのNancy BrownはじめAHAメンバーと交流できたのも素晴らしいことでした。
私はAHA側のスタッフとして国際交流の仕事をしつつ循環の学術セッションに出て、最終日はみやざき健康キャラバン隊のユニフォームで発表・・と、いつにも増して役目の振れ幅が大きく、AHAブースでキャラバン隊の恰好をしている自分に脳内バグになりそうでした!
さあ、新年度が始まります。気持ち新たに、皆で知恵と力を出し合って成果を出せる一年にしましょう!
教室の活動を応援・ご支援していただいている皆様、ありがとうございます。次年度もよろしくお願いいたします。
(渡邉)

日本心エコー図学会 in 姫路!

4月19日-21日の3日間、日本心エコー図学会第35回学術集会が開催されました。レトロモダンなアクリエ姫路の開放的な会場で全国から集まった仲間が笑顔で行き交い、大会長:川合宏哉先生のカラーで彩られた学術集会でした。川合先生肝入りの地域の絆セッションは九州沖縄がトップバッター。磯谷先生・坂本先生の司会で私たちのこれからに続くとても良い時間となりました。宇宿先生、當間先生、ご講演ありがとうございました!
私が主催する九州沖縄循環器画像診断アカデミーは、各県基幹病院のエコーラボをハブとしてクリニックまでつながる蜘蛛の巣のイメージで立ち上げました。今回心エコー図学会で九州沖縄地区の絆とエネルギーをしっかり感じ、とても嬉しく思いました。それぞれの県に合った形でネットワークを育て、地域の力を皆で上げていきたいですね。

宮崎大学からの発表はディスカッションも充実し、やり遂げた喜びと共に新たな出会いもあり、明日の力になったと思います。また来年に向けてハートセンター一丸となり頑張って行きたいですね!
その他、委員長を務める学術プロジェクト委員会セッションでは、まさかの尾辻豊先生研修医時代!の写真から始まる「回想〜私の初めての論文」と言う、普段聞くことのできない貴重な内容でした。論文を世に残すことの大切さと共に、今をときめくリーダーの先生方にも皆「初めての一本」があったことが伝わり、励ましになったのではと思います。
また、私が座長を務めた「心エコー図を外科手術に活かす」では、最前線で活躍されている内科医外科医から素晴らしい画像とともに手術に必要な知識やコツを学び、私自身も新たな学びを沢山いただきました。
海外学会の仲間も多く参加され、活気にあふれた3日間でした。川合先生、ありがとうございました!(渡邉)

研究発表@第88回日本循環器学会

循環動態生理学教室が発足して早3年、教室での研究も少しずつ形になってきました。そして今回、今までの研究成果を第88回日本循環器学会において発表しました。興味を持ってくださった先生から質問をいただきました。ありがとうございます。
また、博士課程生のソウミヤさんも積極的に質疑を行っており、この3日間でいろんなことを吸収してきたことが、彼女の様子からも伝わってきました。次回大会で発表できるよう、これからも頑張っていきましょう。

循環器内科・ハートセンターからも多くの発表があり、当教室博士課程の木村先生(宮崎市郡医師会病院)も2演題発表、論文作成に取り掛かっています。
医師会病院時代から共同研究を続けていた産業医科大学の赤司先生は国際YIAで2位を獲得されました。おめでとうございます!
日本循環器学会は国際学会であり、留学生の活躍する場も沢山あります。
これからますます皆で力を合わせ、宮崎大学循環器グループとして世界に発信していきます!

研究発表の他には、渡邉教授がAssociate Editorを務めるAHA journalのCirculation: Cardiovascular Imagingのオリジナルセッションが昨年に引き続き開催され、Editor-in-ChiefのGropler先生、シドニー大学の根岸先生と共に、編集の裏話や日ごろ聞けないトップジャーナル掲載のヒントなど、楽しく学ぶセッションになりました。AHAのCEO, Ms. Nancy Brownも参加され、大変いい交流の機会となりました。
来年の学術集会に向けて今年度もひとつひとつの課題に取り組んでいきますので、応援お願いします!

宮崎日日新聞に掲載

1月28日(日)発刊の宮崎日日新聞「教えてドクター 健康講座」にキャラバン隊・隊長の渡邉望先生が寄稿した記事が掲載されました。
心房細動による脳卒中予防の内容となっており、自己検脈の方法も掲載しています。
22面に掲載されていますので宮日新聞がお手元にある方は是非チェックしてみてください!

↓画像クリックでより大きなサイズで読むことができます。
http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/cardio-phys/files/2024/03/2fabfea86779a987b62e42a01395970b.pdf
こちらの記事は、宮崎日日新聞社様から許可をいただき掲載しています。
本記事の無断使用、複製、転載、編集その他の一切を禁じます。

さくらサイエンスプログラムでインドから10名の研究者が教室を訪問

ハリシュクマール助教のプログラムがさくらサイエンスプログラムに採択され、10名の研究者がインドから訪れました。12月11日~17日の7日間のプログラムで、宮崎大学の研究室において、様々な研究手法を学びました。

Cell culture experiment

Confocal microscope

XPS experiment

Electron microscope

MALDI-TOF experiment

Reporting meeting

Courtesy visit to the President of Miyazaki University

Meeting with the Indian Ambassador to Japan

Miraikan Museum

Miraikan Museum

 

テキストのご案内 ー循環器診療コンプリート 弁膜症ー

渡邉教授が執筆に携わった本が秀潤社から発売されています。

循環器診療コンプリートシリーズは、心・腎・脳の先生方の視点からのアドバイスが特徴で、『心不全』『心筋症』『不整脈』『先天性心疾患・肺動脈疾患』『弁膜症』『虚血性心疾患』より構成されています。そのシリーズの一つ『弁膜症』の中で、機能性僧帽弁逆流証の成因と診断、治療ストラテジーについて執筆しました。ぜひ手に取ってみてください。