診療科・部門

光学医療診療部・消化器病センター

業務内容

連絡先

TEL. 0985-85-9757

高度な医療又は特徴的な医療

本学附属病院は、日本消化器内視鏡学会および日本気管支学会の認定施設です。本院の光学医療診療部は、腹腔鏡を除く内視鏡を用いた検査(診断)および治療を実施しています。
現在、内視鏡はすべてテレビモニターにより観察する電子内視鏡を使用していますので、複数の医師による観察でより客観的な診断が可能です。また内視鏡治療に際しても術者と介助者の共同作業がより確実で安全なものとなっています。また、高精細なハイビジョン診断装置や超音波内視鏡、拡大内視鏡、胆管や膵管を直接観察するため極細径内視鏡などの先端的な機器を導入し、さらにデジタルX線撮影装置の導入により内視鏡下の造影、診断において鮮明でかつ微細な病変の把握が可能となっています。また上部消化管の診断のみの場合は経鼻内視鏡も導入し、検査の苦痛を軽減しています。

診断

  • 上部消化管(食道・胃・十二指腸)内視鏡検査
  • 下部消化管(大腸・直腸)内視鏡検査
  • 消化管および肝・胆・膵疾患の超音波内視鏡検査
  • 内視鏡的逆行性膵胆管造影検査
  • 小腸内視鏡検査
  • 気管支鏡検査
  • 乳管内視鏡検査

治療

  • 消化管の良性腫瘍および早期癌(食道・胃・大腸)の治療
    内視鏡的ポリープ切除術、内視鏡的粘膜切除術
  • 消化管出血(食道静脈瘤、胃・十二指腸潰瘍出血など)の治療
    内視鏡的食道静脈瘤硬化療法、内視鏡的食道静脈瘤結紮術アルゴンプラズマ凝固法
    内視鏡的止血術(クリップ法、薬剤局注止血法、止血剤散布法)
  • 総胆管結石の治療
    内視鏡的結石摘出術、内視鏡的砕石術
    乳頭括約筋切開
  • 消化管狭窄(癌や良性潰瘍、消化管手術吻合部)の治療
    内視鏡的ステント留置法、内視鏡的バルン拡張
  • 閉塞性黄疸の治療(悪性胆道狭窄)
    内視鏡的胆管ドレナージ、内視鏡的胆管ステント留置法

スタッフ紹介

部長(併) 河上 洋 教授
副部長 武野 慎祐 講師
  西田 卓弘 助教