日本超音波医学会 第31回九州地方会学術集会のお知らせ

2021年10月3日(日)、シーガイアコンベンションセンターにて開催いたします。当講座の渡邉望教授が大会長をつとめます。今回の学術集会のテーマとして「響けエコーの力;世界へ、未来へ」を掲げました。学術集会会場にて、第20回九州地方会講習会、2021年度必修講習会が併催されますので、是非この機会にご参加ください。

「いつもつながって、高めよう地域の力」九州沖縄地区循環器画像診断アカデミー設立のお知らせ

代表:渡邉 望(宮崎大学機能制御学講座循環動態生理学分野 教授)

設立理念

循環器疾患の診断治療における画像診断の役割は年々大きくなっています。循環器内科医の中でもnoninvasive cardiologistと言われる診断医は、様々な心血管疾患の初期診断から心臓外科手術やカテーテル手術の周術期、術後フォローまで深く関わり、ハートチームの要としての役割を果たすことが期待されています。そのためには、日常の検査レベルを高め、新しい知識や技術を習得し、豊かな経験を重ねていくことが大切です。この会は、九州沖縄各県の大学や基幹病院で診断医として活躍されている先生方がつながりを深め、更にそこから各県・各地域内の病院・クリニックを含めた診断医・検査技師がつながり、共に高めあえるためのネットワークづくりを目指しています。

会の形態はさまざまです。講演会形式や、座談会形式、時にはクローズドの会での突発的な症例相談なども想定しています。弁膜症・心筋症・虚血性心疾患などの診断や、心臓手術・カテーテル手術に関連することなど、その都度テーマにより、このネットワークを活かした活動ができたらと願っています。企業の共催による会として、この会の枠組みを積極的に利用することも考えています。
私は、長年学会活動などを通じ、多くの同じ志の先生方とつながることで沢山の経験をし、学びを深めてきました。これからのマルチモダリティ画像診断の時代、九州沖縄地区の仲間がいつも顔の見える関係として高めあい、学術的・臨床的レベルの向上と、そして全国・世界への発信とつながることを願っています。

渡邉 望

令和3年4月1日付で渡邉 望教授が着任し、分野名が循環動態生理学となりました(旧応用生理学分野、生理学第二講座)

令和3年の春、新型コロナウイルスのパンデミックにより未だ混沌とした世の中ではありますが、これまで育てていただいたすべての先生方や共に過ごした仲間たちのエールを力に、宮崎大学医学部の発展のため、そして宮崎県の地域医療の発展のため力を尽くし、そして常に国際的視野に立った活動をしていきたいと思います。

教室員共々新たな気持ちでスタートしますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

渡邉 望