診療科・部門

主な対象疾患や特徴的な医療

  • 動脈閉塞症のステントを用いた血管形成術
    足の動脈がつまって、少し歩くと足が痛む人に非手術的に血管拡張を行う治療法です。
  • 経皮的椎体形成術
    骨粗鬆症や転移性骨腫瘍に伴う背骨の圧迫骨折による痛みを緩和するため、 経皮的に病変部へ骨セメントを注入する治療法です。
  • 肝腫瘍に対する塞栓術/化学塞栓術
    肝細胞癌/多血流性転移性肝腫瘍に対する塞栓術です。
  • 内臓動脈瘤・血管奇形に対するコイル塞栓術
    内臓動脈瘤や血管奇形の治療です。
  • CTガイド下肺生検
    CTガイド下肺生検とは直接対外から検査針を刺入し肺内病変の組織を採取して調べる方法です。CTを撮影しながら肺内の病変を穿刺するので、より確実に組織を採取することができます。また、患者さんへの侵襲も軽くて済みます。
  • PET-CTによる癌診断
    PET-CTを用いて癌の存在診断、広がりの診断を行います。
  • 前立腺癌に対する強度変調放射線治療
    当施設では前立腺癌および頭頚部癌(咽頭喉頭癌、口腔内癌、頚部食道癌等)に対して強度変調放射線治療(IMRT)を行っています。この治療ではコンピュターの補助により病変部分に放射線を集中させつつ周辺正常組織・臓器への放射線量を減らすことによって、治療効果の向上と副作用の低減を同時に獲得することが可能となっています。
  • 前立腺癌の骨移転治療(塩化ラジウム-223)
    ホルモン療法に反応しなくなった去勢抵抗性前立腺癌の患者は骨移転を伴っていることが多く、疼痛や骨折、せき髄圧迫、生存期間などに影響するとされます。塩化ラジウム-223は、アルファ線を放出する治療用医薬品で有り、骨移転に対して抗腫瘍効果を発揮します。
  • 甲状腺癌術後放射性ヨード(I-131)内服治療
    甲状腺癌がヨードを取り込む性質を利用してI-131と呼ばれる放射線を出すヨードのカプセルを内服する放射線治療です。術後の残存癌組織、局所再発、遠隔転移を治療します。1週間程度の入院が必要です。