11/25 (土) 超音波診断講習会(循環器)@OKINAWAのご案内

超音波診断講習会を九州沖縄で!
今回当番世話人として企画する際に、講習会を地方でも行えないかと提案したところ、沖縄で開催することが決まりました!

今回は久しぶりの会場開催(後日オンデマンド配信あり)ということで、診断の基本にちょっとプラスした、『明日からできる、一歩進んだ心エコー:スキルアップ講習会』というテーマにしました。初心者の皆さんも、ベテランの皆さんも、改めてクオリティの高い日常検査を目指して楽しく診断力アップできる、半日のプログラムです。
・ハートチームカンファレンスで求められる術前心エコー:tips and tricks
・イラストで見る心臓の構造:心エコースキルアップのための解剖知識
・日常検査に+α (講演、ライブデモ、Q&A)
と盛りだくさんの内容となっています。
「明日からできる、」のタイトル通り、実践的なトピックをリストアップし、現場で活躍されている先生方からのリアリティあふれる講演が期待されます。また、現地では、実機を用いたライブデモや沖縄地区の先生方の司会で参加者を巻き込んでのQ&Aコーナーも。

2023. 11. 25 (土) 13:00-18:15 沖縄コンベンションセンターへぜひお越しください!

参加申し込みや詳しい情報はこちらから

大盛況でした!第17回実地医家のための心エコー図勉強会in西諸

9月21日に小林の実地医家の桑原記念病院で開催した、第17回実地医家のための心エコー図勉強会in西諸について報告します。

今回初めての 西諸地区開催 でした。予想を超える43名の皆さんに参加いただき、会場の桑原記念病院会議室は補助席?や立ち見で溢れ、続くハンズオンを行ったリハビリ室では、2台の最新超音波装置を用いて、心エコー専門技師による指導で基本断面の描出を体験していただいたり、日ごろ心エコー検査をされている皆さんから沢山質問をいただいてお話ししたりと、ワイワイガヤガヤ、とても充実した楽しい時間となりました。循環器内科田中先生の症例を交えた講義で、日ごろややとっつきにくい話題である「肺高血圧」も、身近な病態としてスッと理解できたのではと思います。循環器科以外の先生方や、臨床検査技師・放射線技師・看護師など多職種の方々に参加いただき、実地医家のための心エコー図勉強会らしさが発揮できた会でした。
小林市では、私の川崎医大時代、医師会病院時代を共に過ごした三人の後輩たち(吉村雄樹先生・桑原大門先生・柳田洋平先生)が活躍しており、これからもこのつながりを大切に、西諸地区のみなさまと交流していきたいと思いました。
次回はどこに行けるか・・私も楽しみです!
(渡邉)

本日開催 実地医家のための心エコー図勉強会in西諸

第17回を迎える実地医家のための心エコー図勉強会。今回は小林市の桑原記念病院にて開催します!
セミナーとハンズオンを交えたこの会は、心エコーが初めての先生方や技師・看護師のみなさん、また医学生や研修医などを広く対象とし、循環器の先生がたと気軽に質問できる雰囲気の中心エコー図の基礎を知って頂くことを目的としています。宮崎県の様々な地域で順次開催する予定です。お近くにお地域で開催される際には是非足をお運びください。
もちろん、会ごとにテーマが異なりますので、何度参加しても新しい学びがあります。みなさまの参加をお待ちしています。

多くの方にご参加いただきました!第5回九州沖縄循環器画像診断アカデミー

九州沖縄循環器画像診断アカデミーも第5回を迎え、参加者300名以上と過去最多の先生方にご参加いただきました。今回は、今を時めく心エコー界のスーパースター☆小保方優先生から心エコー図を用いたHFpEFの評価~いかに早期診断に繋げるか~というタイトルで、途中サテライト会場とのやり取りをはさみながら臨床に即したお話をいただきました。
参加していただいた方からは、拡張能の評価など、苦手としている所でもあったので非常に有意義なセミナーでした。HFpEFの診断に対してとても熱いご講演を聞くことができ、HFpEF診断の重要性を再認識しました。など嬉しいお声をいただいています。
ざっくばらんに聞くことができる雰囲気の井戸端会議室も、今後続けていきますので、周りの方にも是非お声掛けください。
次回の案内もお楽しみに。

宮崎日日新聞にキャラバン隊の活動が掲載されました!

9月12日(火)発刊の宮崎日日新聞に「宮崎の『かくれ心房細動』ゼロ!!作戦」の記事が掲載されました。
「かくれ心房細動」発見と予防、自己検脈の習慣化を呼びかけるとともに健診での「モニター心電図」導入の為の取り組みなどキャラバン隊の活動を紹介いただいています。
9ページ目の「くらし(医療・健康)」に掲載されていますので宮日新聞がお手元にある方は是非チェックしてみてください!

掲載記事はキャラバン隊のホームページの以下urlから全文読むことができます!
http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/genki-project/archives/861

9/19開催 第5回九州沖縄画像診断アカデミー

いつも多くの方に参加していただいている九州沖縄画像診断アカデミー!
第5回は9月19日(火)19:00〜です。
今回のテーマは心不全(HFpEF)を考える。小保方優先生にご講演いただきます。
事前申し込み(9月17日(日)正午まで)が必要ですので、ご参加を検討している先生方、医療関係者の皆さまはお早めに。

また、会の後は参加者がフランクに質問し合える井戸端会議室も計画中♪ぜひ最初から最後までご参加ください。

ESC@アムステルダム

先週、European Society of Cardiology (ESC) Congressに参加しました。会場入り口からESCの大きなロゴがお出迎え。数年ぶりに海外の学会に現地参加したため、会場のあちこちで懐かしい仲間にも会うことができました。
Cutting-edge echocardiography for diagnosis, tissue characterisation and therapy のセッションでは座長として登壇。若手研究者による基礎臨床をまたいだTranslational studyの発表で、とても興味深いディスカッションになりました。
また、Diagnostic and prognostic challenges in valvular heart disease のセッションでは、invited speakerとして感染性心内膜炎に対する弁形成術について、心エコーでの術前術中診断の役割や、自己心膜を用いた形成術について講演しました。古川教授の手術ビデオやパイオニアである岡田行功先生にいただいたデータを国際的な舞台で紹介できて、いい機会となりました。最終日まで会場満席、活気あふれる会でした。
しっかりお役目を果たし、とんぼ返り。忙しい日々が続きますが、今回の学会で得た良い刺激を持ち帰り、宮崎に良い風を送り込みたいと思います!

2023年7月29日(土)開催のえれこっちゃみやざきに参加しました!

防災庁舎前えれこっちゃステージ

2023年7月29日(土)開催されたえれこっちゃみやざきに、渡邉望教授が代表を務める「みやざき健康キャラバン隊」と「心リハ♡みやざき」が共同で参加しました!
循環動態生理学分野教室メンバーもお手伝いに来てくれました!
当日は天気にも恵まれ、まさにおまつり日和の快晴でした。
「心リハ♡みやざき」は音楽や劇を通して心臓病の予防・治療、心肺蘇生などの周知活動を行っています。
今回開催のステージショーも宮崎県内で活躍するミュージシャンである一木彩也香さんの歌から盛大に始まりました。
さらに「心リハ♡みやざき」代表の渡邊玲子先生(江南病院)のパワフルなMCが会場を盛り上げていきます。

心臓の安静な脈と不整脈のリズムの違いをドラムで演奏しつつ、手拍子や足踏み、歌と一緒に会場の皆さんとひとつになって教えることが出来ました。
クイズの時間では会場の皆さんが積極的に手をあげて参加されていたのが印象的です。

心リハ代表の渡邊玲子先生とメンバー

心房細動のコーナーではキャラバン隊隊長の渡邉望先生の出番です。
寸劇を交えつつフリップを使い心房細動のことをわかりやすく解説しました。
自己検脈の方法についても替え歌で紹介しつつ、実際に会場の皆さんがマスターしていくのを目にすることが出来、嬉しく思います。
音楽に合わせて楽しく心臓と心房細動について学ぶことができる、とても充実した時間でした♪

暑い中会場にお越しくださった皆さん、「心リハ♡みやざき」チームの皆さん、お手伝いに来てくれた皆さん、ありがとうございます!

教室メンバーとキャラバン隊、心リハチームの皆さん

今回会場で使用したチラシデータなどはこちらからダウンロードできます!

池野文昭先生(スタンフォード大学主任研究員)のご講演と人との繋がり

宮崎大学医学研究者育成コースセミナーに池野文昭先生(スタンフォード大学主任研究員)をお招きし、『今だから言える、日本を離れて23年、日本の若き医療人に伝えたいこと』のタイトルでご講演いただきました。

いきなり豚骨ラーメンの写真で意表をつかれましたが、
1時間を超える講演があっという間に感じるほど、勢いと希望に満ちた講演でした。そして、今日この場にいた学生さんたちはなんて幸運なんだろう、と思いました。きっと、これからの人生の歩みに大きな影響を与えたことと思います。
Hondaの創業者本田宗一郎さんがいかにして小さなベンチャーを世界トップの自動車メーカーに築き上げたか・・人が気づかない事に気づいて実行する。企業と学術と、大切なことは同じだと思わされました。

スタンフォード大学は、私の育った川崎医科大学循環器内科と深い関わりがあるので、私の仲間との接点はあるだろうと思って初めてお会いしたつもりが、なんと、「先生のことは昔から知ってましたよ。何度か学会でも会ってるし、いつかのAHAで通りすがりに(チビの)先生がポスターはがすの苦労していて、手伝ったことあるし!!」
と、ビックリのエピソードが・・・。少し後輩の私ですが、講演に出てきた1998年から、2000年代に行き来のあるラボ同士で冠循環の仕事をしていたので、多くのニアミス?があったようで、なんだか不思議なご縁に嬉しくなりました。

「差ではなく違いで勝負する」
「先々を考えすぎず、まず歩き出して、あとは歩きながら考える」

この言葉に共感し、そして新たな勇気をもらいました。
自分の本業である医療や学術以外に、宮崎県の健康寿命延伸プロジェクトに大きなエネルギーを使っています。それも、何よりも大切な事だし、人を巻き込んで世の中を変えていく、誇れることをやっているよ、と大きく背中を押された一日でした。

池野先生とまたお会いできる日が楽しみです!
ますますのご活躍を!!
(渡邉)
 

どんどん挑戦中!学生頑張っています

7月18日から1か月間、温州大学(中国浙江省)の医学科3年生が研究室配属で当教室に来ています!まずは、Rizkiさん(博士課程生)と一緒に行動して、実験方法を学びます。どのようなことに気を付けているかなどしっかりと見て、書き留めていました。今週は実際に実験を行っていきます!

また、医学研究者育成コースで教室所属に所属している学生も、本格的に実験に取り組み始めました。大谷君は、日ごろから講義の空き時間を利用して細胞培養に取り組んできました。まとまった時間が取れるこの夏の時期に、新しいことにも挑戦し、たくさん吸収していきたいと意欲的に実験を行っています。Sowmiyaさん(博士課程生)も自身の研究と並行して丁寧に教えてくれています。