宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2016年07月07日更新

県外出張

 医師というものは病院の中で患者さんと向き合うのが仕事と思っていましたが(当たり前ですが、、、)、思いのほか多いのが県外への出張。年に数回、多い時は毎月のように飛行機に乗りこんで、関東や関西や福岡に赴いての仕事があります。仕事内容は圧倒的に学会や研究会への出席が多いのですが、たまに卒後関係のお仕事(レジナビとか)、研究面・臨床面双方入り混じったお仕事(◎◎研究班会議など)などがあり、、、うん、白衣を着る仕事だけが(特に大学病院の)医師の仕事ではないんですね。

 仕事の内容は何であれ、とにもかくにも大学病院を飛び出して県外に赴くのは一種の息抜きにはなります。飛行機の中ではこの本を読もうとあらかじめチョイスしておいたり、完全に1人行動なので「よっしゃ!東京にいる高校の同級生と飲みに行こう!」なんて言って連絡をとりまくるのはまた楽しいモノです。しかし!行く前と行った後の仕事量のしわ寄せがものすごかったりします!出張に限らず、長期の休みをとる前後もそうですね。代医や当直医にあれこれと申し送りを書きながら、「こんな面倒臭いんだったら、休まず仕事続けるか!?」なんて思うこともあります。おまけに出発ギリギリまでそんな仕事に追われたりして。宮崎は空港が近いので何とかなるのですが、近いからこそギリギリまで仕事詰め込んじゃうってのもありますよね。

 でもやっぱり自分も少しは現実逃避(?)したいわけで、大手を振って県外に出られる出張は何とか満喫したいものです。ただ、お土産を考えるのにひと苦労することがあります。家族に、医局に、病棟に。ささやかでもいいだろと頭では分かっているのですが、やはり選ぶ段になると少しは気を遣います。特に少し前に同じ地に出張に行った同僚がいる時など、「かぶらないように!」というのは最低限気にします。いっそお土産のしきたりなんかなければ良いのに!と思いながらも、今日もまた空港で、かさばるお菓子の箱を2〜3個まとめ買いしている自分がいます(笑)。

                                               (宮内)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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