宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

研修プログラム概要

本院の研修プログラムには、1) 自主デザイン研修プログラム、2) 小児科研修重点プログラム、3) 産婦人科 / 周産期研修重点プログラムの3つがあります。

1) 自主デザイン研修プログラム(定員46名)*5

1年次 内科 *1
6か月
救急
3か月
①外科
②小児・産婦
③自由選択 *2
2か月
精神
1か月
2年次 地域
1か月
小児
1か月
産科
1か月
自由選択 *3
9か月

1年次には、必修科目として内科6か月、救急(+麻酔)3か月、外科2か月、精神科1か月をそれぞれ研修します。救急研修を大学病院で選択した場合には、3か月のうち1か月は麻酔科研修を行います。外科研修は大学病院の外科(消化管/内分泌/小児外科・肝胆膵外科・呼吸器/乳腺外科・心臓血管外科)あるいは協力型臨床研修病院の一般外科・腹部外科からの選択となります。
1年次より将来の医師キャリアを見据えた多様な診療領域での研修を可能とするため、2か月の外科研修期間を、小児科・産婦人科研修、あるいは自由選択研修として行うことも可能です。ただし、その場合は、2年次研修において外科研修を別途必ず2か月間行います。

2年次には、必修科目として地域医療、小児科、産婦人科をそれぞれ1か月以上研修し、残りの9か月は自由選択研修期間として、本院あるいは協力型臨床研修病院・施設が提供する受入可能診療科の中から自由に研修先を選択します。
なお、研修診療科の順序については、研修医の希望と受入診療科の指導医数・症例数を総合的に考慮しながら、卒後臨床研修センターが調整・決定します。

基幹型である大学病院では、24か月の研修期間中、最低12か月以上の研修期間が必要であり、この条件を満たせば、基本的には各研修科目について大学内外から自由に選択可能です。自由選択研修期間については、各診療科での研修可能最小期間は1か月としていますので(受入診療科の研修目標により幾つかの例外はある)、各研修医の研修目標に応じて任意の診療科数と研修期間を選択することが可能で、全期間を単一診療科で研修することも可能です。

2) 小児科研修重点プログラム(定員2名)*5

1年次 小児科
3か月
内科 *1
6か月
救急
3か月
2年次 外科 *2
2か月
精神
1か月
地域
1か月
産科
1か月
自由選択 *3
3か月
小児科 *4
4か月

1年次には、重点科目の小児科研修を3か月、本院プログラム指定の必修科目として内科6か月、救急3か月を研修します。2年次は、必修科目として外科2か月、精神科、地域医療、産婦人科をそれぞれ1か月、前述の自由選択研修期間として3か月を研修し、残りの4か月は小児科研修に専念します。2年次の小児科研修は大学病院での研修を原則としますが、協力型臨床研修病院での研修希望がある場合には、本プログラム研修責任者との相談の中で、個々の研修医の研修目標に応じて柔軟に対応します。

3) 産婦人科/周産期研修重点プログラム(定員2名)*5

1年次 産科
3か月
内科*1
6か月
救急
3か月
2年次 外科*2
2か月
精神
1か月
地域
1か月
小児科
1か月
自由選択*3
3か月
産科*4
4か月

1年次には、重点科目の産婦人科 / 周産期研修を3か月、本院プログラム指定の必修科目として内科6か月、救急3か月を研修します。2年次は、必修科目として外科2か月、精神科、地域医療、小児科をそれぞれ1か月、前述の自由選択研修期間として3か月を研修し、残りの4か月は産婦人科 / 周産期研修に専念します。2年次の産婦人科 / 周産期研修は大学病院での研修を原則としますが、協力型臨床研修病院での研修希望がある場合には、本プログラム研修責任者との相談の中で、個々の研修医の研修目標に応じて柔軟に対応します。

*1
大学病院内科を選択した場合は、各領域(循環器、腎臓、肝臓、血液、神経、呼吸器、内分泌・代謝・糖尿病、膠原病・感染症、消化器)のうちから選択
*2
大学病院の外科(肝胆膵外科、消化管・内分泌・小児外科、心臓血管外科、呼吸器・乳腺外科)、あるいは協力型病院の外科(一般外科)から一つを選択
*3
1か月を最小単位として、大学病院および協力型病院、協力施設から選択可能
*4
4か月の研修は、大学を主とするが、協力型病院での研修も可
*5
24か月の研修期間のうち、12か月以上は大学病院での研修が必須