宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2024年04月02日更新

【報告】「宮崎県研修医合同基本手技実習に参加しました!」

4月2日(火)は新研修医オリエンテーションの2日目です。午前中は「医薬品の取り扱い」、「臨床倫理」、「SNSをめぐる情報モラル」、「電子カルテ操作」といったテーマで他の医療職採用者との合同講義があり、午後は本学医学部の臨床技術トレーニングセンターにおいて「宮崎県研修医合同基本手技実習」に参加しました。

この「基本手技実習」は、宮崎県臨床研修・専門研修運営協議会の主催です。宮崎県内の基幹型臨床研修病院の新研修医(医科49名+歯科3名=計52名!)が一堂に会し、医療の現場ですぐに必要とされる基本手技についてシミュレーション実習を経験します。

52名の新研修医は5つのグループに分かれて、『①静脈採血』、『②静脈路確保』、『③筋肉注射/ルート作成/アンプルカット』、『④動脈採血』、『⑤縫合』という5つのブースを廻り、それぞれのスキルを習得します。新研修医の皆さんは恐らく学生実習以来の手技実習ではなかったでしょうか?多少どぎまぎしながら、真剣な眼差しでそれぞれの課題に取り組んでいました。

この実習の指導にあたったのは、本院卒後臨床研修センター教員と、4月1日現在本院に在籍している宮崎大学or他基幹型病院所属の2年次研修医の総勢26名でした。指導医監督のもと若手医師が後輩の研修医に指導を行うという「縦のつながり」、

そして県内の新研修医が全員集合して実習を受けることで、研修施設を超えた「横の連帯感」も体感したのではないかと思います。

全行程の終了時には、新研修医、2年次研修医、指導医の全員で記念撮影も行いました。参加者全員の笑顔が実習の成功を表してくれていると思います。

今回指導にあたって頂いた先生方には、心より御礼申し上げます。

ありがとうございました!

(文責) 宮内 俊一

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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