宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2021年04月13日更新

日本内科学会ことはじめ 2021東京(2021.4.10)

こんにちは。
卒後の鈴木です。これからもDonDonブログ書いていくんで、ヨ・ロ・シ・ク!!

4/10は内科学会総会が東京で開催され、「ことはじめ」という、研修医・学生を対象とした発表のセッションもありましたYo!
本セッションは研修医や学生が発表する場として、内科学会に附置されているもので、今年は277もの演題が応募されていました。コロナ禍でも学会活動に勤しむ病院は沢山ありますね。

宮崎大学卒後臨床研修センター研修医の先生は以下の5演題!!
①  長友優菜先生(担当指導医:堀口崇典先生、小田康晴先生)
「オンマイヤーリザーバ―を留置し,PSが改善したことで化学療法が導入できた嚢胞性転移性脳腫瘍を有する小細胞肺癌の一例」

②  田中早紀先生(担当指導医:川口剛先生)
「ミコフェノール酸モフェチル及びステロイドで軽快した精神神経ループスとループス腎炎を合併した全身性エリテマトーデスの1例」

③  小永田綾香先生(担当指導医:落合彰子先生)
「血清クリオグロブリン(CG)陽性ながら腎生検でproliferative glomerulonephritis with monoclonal IgG deposits (PGNMID)が疑われた一例」

④  釘宮啓一先生(担当指導医:田村穂高先生、鈴木)
「急性膵炎後の被包化膵壊死(WON)に対する内視鏡的壊死物質除去(ネクロセクトミー)を施行中に門脈ガス血症を発症した1例」

⑤  山成康洋先生(担当指導医:海老原尚先生)
「高血圧緊急症による血栓性微小血管症(TMA)の3ヶ月後に重篤な肝障害を伴ってTMAが再燃した一例」

昨年同様、Web発表の形式でしたので、Zoomでの口頭発表となりました。
どの研修医の先生方も、頑張ってスライド作成し、入念に準備をされていました。質疑応答も立派に答えていたと思います。
新たなスタイルでの学会参加は、アフターコロナでも続いていくかもしれません。これはこれでメリットも感じますが、そろそろ、現地参加での発表も恋しく思いますよね。状況がまだ許さないですが。(でも、いつかは、きっと…!)

研修医の先生方には、貴重な発表の経験となったと思いますし、今後、どんどん発表の機会をモノにしてもらいたいです。指導に当たられた先生方におかれましては、本当にお疲れ様でした。宮崎大学での研修の中で、このいい流れをこれからも繋いでいきたいです。

次のことはじめに演題応募できそうな症例を探さなきゃな~

(卒後臨床研修センター 鈴木)

 

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