宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2016年04月20日更新

宮大研修について

 こんにちは。
 研修医2年目の市成といいます。早いもので研修生活が始まってもう1年が経過しました。去年の今頃、緊張しながらセンター長である小松先生のオリエンテーションを受けていたのが昨日のようです。
 卒後センターの研修医ブログリレーが回っていたら自分のリフレッシュ方法について書こうかと思っていましたが前回植野くんに書かれてしまったので知っている人は多いと思いますが宮崎大学卒後臨床研修の自主デザイン研修プログラムについて書こうかと思います。
 まず1年目ですが必修科目として内科系6ヶ月、外科系2ヶ月、救急3ヶ月、精神科1ヶ月という枠組みの中から選ぶことになっています。それぞれ院内、院外の病院から選ぶことができます。内科系で大学病院内科を選択した場合は、一内科、二内科、三内科、膠原病・感染症内科のうちから2診療科を選択し、3か月ずつの研修になります。外科系は大学病院では外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、院外だと一般外科または腹部外科からの選択できます。去年のパターンだと大体の1年目研修医は大学で研修することが多いです。
 しかし2年次には、地域医療、小児科、産婦人科がそれぞれ1か月必修研修となっているのみで、残りの9か月は自由選択研修期間となっています。ここの自由選択研修でかなりのバリエーションがあります。将来のことを考え、自由選択研修で将来興味のある科を取るのか、それとも興味のある科は3年以降たくさん見れるので、逆に将来専門にしそうにない科をとるのか個性が現れます。どちらにしても自由に選択できるところがいいところかなと考えています。
 また自主デザイン研修プログラムの他にも2年次に小児科を重点的に選択できる小児科研修重点プログラム、産婦人科を重点的に選択できる産婦人科/周産期研修重点プログラムなどがあります。
 宮崎大学の方はもちろんですが、宮崎出身の方、宮崎に興味のある方はぜひ宮崎大学での研修を考えてみてはいかがでしょうか。
                                                (市成)

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