２０２０年度の新研修医オリエンテーションは、３日目（４月３日）には丸一日かけて「放射線従事者の教育訓練（健康診断含む）」が行われました。

４日目（４月６日）は、『縮小版・救急蘇生講習会』を実施しました。本来は、午前中に座学（卒後セミナー室にて講義・動画視聴）、午後に実技訓練（臨床技術トレーニングセンターにてBLS・気道管理・除細動器・シナリオ演習）を行う予定でしたが、感染症対策の観点から実技を省略し、午前の座学のみ行いました。ここでは、「JRC蘇生ガイドライン２０１５」に基づいた一次救命処置（BLS）、二次救命処置（ALS）の要点を解説し、BLS、ALSの各手技やチーム蘇生の実際をDVD教材で学習していただきました。

午後は時間管理システムの説明、各種届出の説明など、大学病院の職員として知っておかなければならないことのいくつかを聴講していただきました。

　明日もオリエンテーションは続きます。研修医の皆さんが手にしている研修医手帳は５００ページを超すメガボリュームですが、ひと項目ずつこのオリエンテーションの中で消化していきます。学生から社会人へ、そして医師/歯科医師へ、、、覚える内容はまだほんの一部ですが、着実に準備は進んでいます。

卒後臨床研修センター　副センター長　宮内　俊一