卒後センター研修医・教員ブログ
2020年04月09日更新
【報告】「研修医オリエンテーションは全日程終了!」
2020年度の新研修医オリエンテーションは、4月8日(水)で全行程を終了いたしました。
4月7日(火)は、「附属図書館利用(図書館サービス担当係)」、「メンタルヘルス(精神科・三好先生)」、「病理診断について(病理・田中先生)」、「医師看護師パートナーシップ(看護部・中村副部長)」、「保険診療(保険診療委員会・鈴木先生)」、「診療録記載やコンサルテーションについて(小松センター長)」といった講義が続きました。講師陣をみると実に様々な部署からご協力頂いていることがわかり、病院で働くと言うことはいかにいろんな部署を動かす事であるかということが実感できると思います。講義を長時間聴講し続けるというのもなかなか体力のいることですが、新研修医の皆さんもそういったところまで感じ取って頂けたら幸いです。
そして4月8日(水)には「輸血療法の注意点(輸血部・久冨木先生)」の講義があり、午前中で全行程5.5日間を修了いたしました。午後は各診療科や各病院(その病院の宿舎)への『移動日』として設定しているため、皆それぞれの勤務地へ移動ということになりました。本格的な研修は翌9日からですが、8日のうちにその職場の先生に直接挨拶に出向いたり、電話でアポイントメントを取ったりした先生、中には翌日から受け持つ患者さんについて説明を受けた先生もいたようです。徐々に緊張感が増してきているかもしれませんね。
今年のオリエンテーションは様々な制約の中で行われ、卒後臨床研修センターとしては「あれもやっておきたかった」「あれもできなかった」という内容にはなってしまいました。受講する側の研修医の皆さんはどうだったでしょうか。これからは現場に飛び込んで、on the job、off the jobで修練を積んでいって頂きたいと思います。
皆さん、頑張って行きましょう!
卒後臨床研修センター 副センター長 宮内 俊一