宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2020年11月19日更新

地域医療強化コースについて

こんにちは。
せっかくなので宮崎大学研修医の地域医療強化コースについて紹介させていただきます。

私は宮崎大学で地域医療強化コースを選択した初の研修医です。他の先生方と何が違うかと言うと、通常2年目に経験する地域医療での研修が1年目から行われ、2年目にも2ヶ月の地域医療研修を予定しています。

主に総合診療科の先生方のご指導のもとで、患者さんの入院管理から初診外来を行うことになるわけですが、ここでは大学での研修とは結構な違いがあります。
大学の研修で診る患者さんの多くは既に診断がついていることが多いですが、地域医療では自身で診察、検査を行い、診断・治療に至ることが求められます。扱う疾患自体はcommon disease が多いですが、より実践的な形で医療を学ぶことができます。

また地域医療ならではである、福祉の方々や施設との密接な連携をより深く学ぶことができ、退院後の患者さんのあり方を考えさせられる研修となります。
私自身も緊張感のある研修となり、とても有意義な経験の出来る現場でした。

このブログ記事を見てくれた方が、宮崎大学で研修医となる際に地域医療強化コースを選択肢の一つとして考えてくれると幸いです。

(1年次研修医 M.M)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

バックナンバー»