卒後センター研修医・教員ブログ
2017年10月02日更新
【報告】9月14日、第5回教育カリキュラム『海外研修報告会』開催
9月14日に第5回教育カリキュラムを開催しました。ただし、今回は『講義』ではなく『報告会』。
2年次研修医の内田先生が、8月にタイのソンクラ大学で海外研修を行いましたので、その報告会を行いました。
ちなみに、ソンクラ大学の報告会は8月末に行っていたのですが、月末のためか? 夏休み期間のためか? 残念ながら参加者が必ずしも多くなかったので、今年は9月になってから行いました。
ソンクラ大学のfamily medicineでの研修を経て、最も内田先生が気になったのは、日本とタイとの医療制度の違いとのこと。
そうなんです!
日本にいると、当たり前だと思っていたことが、実は決して当たり前ではなかったりします。
「気候も、食べ物も、民族も、国も違うんだから、日本と同じわけない!」と言ってしまうと、確かにそうなのですが、それぞれの制度に一長一短があります。
とても興味深い話を分かりやすく説明していただきました。
もちろん、family medicineで経験した症例も提示してもらいました。
ソンクラ大学での生活ぶりも紹介していただき、到着してしばらくして下痢に悩まされたとのことでしたが「タイに順応したのか、それ以降は何を食べても大丈夫だった!」とのことです。腸内細菌も成長したのでしょうね!!
最後に、「絶対に貴重な体験ができるから、1年次の研修医の皆さんの誰かが、来年も行ってください!! 絶対にオススメです!!」と熱く語っていました。
1ヶ月弱の短い期間なのですが、この海外研修の良さは、内田先生のこの言葉に集約されていると思いました。
ぜひ来年以降も、ソンクラ海外研修に応募してください!!
(なお、先着2名です。お早めに!!)
内田先生、ありがとうございました。
(中島)