2021年06月02日更新

【報告】研修指導医対象研修評価説明会を開催いたしました！

副センター長の宮内です。

去る５月３１日（月）の夕方、『宮崎大学医学部附属病院卒後臨床研修プログラム・研修指導医対象研修評価説明会』を開催いたしました。
宮崎大学に在籍している指導医の先生方、そして協力型臨床研修病院・施設に在籍されている先生方を対象とした説明会です。

臨床研修制度が２０２０年度より見直され、特に研修医の評価という面では現場の先生方が「変わった！」と実感するような大きな変革が起きました。まず、卒前教育から一貫性を持つようになった評価項目の多様さと深さ（『プロフェッショナリズム』→４項目、『資質・能力』→９項目（下位３２項目）、『基本的診療業務』→４項目）。そして、EPOC2というオンラインツールを用いた評価そのもののやり方です。これらが激変したと言っても過言ではありません。

新制度運用開始直前の２０２０年２月〜３月には、県内５ヶ所を廻りこれらの内容について説明会を開催させて頂き、同年６月にも宮崎大学にて今回のような院内説明会を開催いたしました。
そして、２０２１年。相変わらず新型コロナウイルス対策で気を緩めることができない今日この頃、ZOOM配信も同時に行ういわゆるハイブリッド説明会という形式をとって開催させて頂きました。

約６０分の間に、①臨床研修制度見直しの要点、②宮崎大学病院研修プログラム、③医師臨床研修指導ガイドライン2020年度版概説、④EPOC2の操作方法、という内容を駆け足で解説させて頂きました。

宮崎大学内会場（卒後臨床研修センターセミナー室）だけではなく、ZOOM会場には沢山の協力型臨床研修病院・施設のご参加を頂きました。つたない説明、膨大な情報量ではありましたが、研修医育成の大事な部分である『評価』について、総論と各論を少しでも“つかんで”頂けたら幸いに思います。

今回聴講できなかった先生方、また聴講された先生の中でも、実際の運用にあたり少なからず疑問点がこれから湧いてくると思います。その際は何なりと宮崎大学医学部医療人育成課卒後臨床研修係までご意見、ご質問をお寄せ下さい。私どもで対応させて頂きます。
未来の良き医療人を育てるこの臨床研修制度。皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

（卒後臨床研修センター 副センター長　宮内 俊一）

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