宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2015年05月11日更新

「内科学 はじめの一歩」

膠原病感染症内科・宮内俊一です。
去る4月27日(月)の夕方、「内科学 はじめの一歩」なる勉強会を開催いたしました。

これは現在内科4診療科(第1・第2・第3・膠感内科)を研修中の初期・後期研修医の皆さんによる勉強会です。皆さんがこれまでの内科研修で経験した症例を持ち寄り、診断は何か?検査は何か?治療方針は何か?などを互いにディスカッションしていただき、これを通じて臨床能力を高めることを目標としています。我々内科所属の卒後スタッフ(第1内科中島・第2内科安倍・第3内科坪内・膠感内科宮内)が立ち上げました。毎月開催される内科合同カンファレンス(第三月曜日18時より)の、いわば若手バージョンというところです。

第1回目は第1内科の先生方の症例プレゼンテーションでした。初回ということで初期研修医ではなく3年目の後期研修医の方々が症例を準備して下さいました。
流れは、病歴の紹介から始まり、「ここで考える鑑別診断は何か?」という問いを聴衆(研修医)の皆さんに投げかけます。聴衆の皆さんは3人一組になって配られた解答用紙に考えを書いていき、代表して2つのチームはホワイトボードに鑑別疾患を記載していきます。その後もディスカッションが続き、最終診断名(今回は“虚血性腸炎”でした)の披露があり、その後に簡単な解説が加わります。

今回は、第1内科の先生方の病歴披露→出題→解説の組立が実に素晴らしく、研修医の方々も熱心にディスカッションされ、用意していたお部屋(新管理棟2階ミーティングルーム)がすし詰め状態だったことも相まって(スミマセン、次はもっと広い部屋を用意します、、、汗)、非常に熱い勉強会になりました。

この勉強会を、今後月に1回開催してまいります。第4月曜日と設定しています。
 ★第3月曜日は、内科合同カンファレンス
 ★第4月曜日は、内科研修医カンファレンス「内科学 はじめの一歩」
という順番で認識していただければ良いかと思います。

あ、そうそう、大事なことを。
参加は、内科研修中の1、2年次研修医がまずは第一ですが、現在研修中でなくても内科を志望する研修医の先生、そして内科所属の後期研修医(3-5年目)の先生方、さらには学生さんにも参加していただけたらと思っています。
いっしょに内科症例のことを深く考えていき、他科ドクターと交流を深め、ゆくゆくは内科入局まで興味を示してくれたら良いな(^O^)と思う次第です。

あ、私はあくまで卒後のスタッフ(=中立の立場)ですので、これ以上内科に偏重したアピールするのは慎むよう、自らを戒めイマシメ、、、っと(^_^;)
とにもかくにも、第2回目(5月25日)が待ち遠しいです!

                                                                                       (宮内)


 


 


 

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