宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2017年03月14日更新

3月9日、第11回教育カリキュラム開催しました。

3月9日、第11回教育カリキュラムを開催しました。早いもので、もう3月。これが、本年度最後の教育カリキュラムでした。

 

脳神経外科の山下真治先生に、『研修医に必要な脳神経外科のプライマリケア』というタイトルで講義していただきました。

内容は、「意識障害」「頭痛」「めまい」「てんかん」「外傷」と、脳外科疾患の救急対応で極めてcommonな領域。

 

とても分かりやすいスライドを用いながら、

例えば「頭痛」では

Step 1:急激な発症→ 脳血管障害を疑う

Step 2:発熱は? → 髄膜炎、脳炎、脳膿瘍を鑑別

(その後、Step 3 ,4と続く、、、)

というように、発症様式、随伴症状などを情報として入れながら効率良く、疾患を絞り込んでいく方法etc、レクチャーしていただきました。

 

研修医の皆さんも、いつになく(?)、多数参加!!

救急の現場で脳外領域の初期対応をすることも多いと思いますが、皆さん、その大切さを実感していることの表れだと感じました。

 

以下、受講した研修医の声です。

研修医Aさん:とてもポイントが分かりやすく、良かったです。

研修医Bさん:救急での状況を想像しながら聞けました。分かりやすかったです。

 

山下先生、本当に、ありがとうございました。

 

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(中島)

センターひろば

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