宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2019年08月02日更新

2019.7.22 内科はじめの一歩 ~消化器編~

こんにちは。センターの鈴木です。

ちょっと遅くなってしまいましたが、先日行った内科はじめの一歩の記事書きまーす!

消化器内科担当で、内科はじめの一歩を開催しました。昨年と同様、腹部エコーのハンズオンをレクチャーしました。
救急科ではFASTは必須になってくるので、エコー自体は触ったことがある研修医の先生が多かったと思います。

腹部の実質臓器は肝臓、膵臓、脾臓、腎臓などありますね。
付随して胆嚢やら大血管、膀胱なんかも手っ取り早く見えるので、非常に有用です。

今回は8名の参加と少なめだったのですが、参加してくれた先生たちはじっくりとエコーの練習ができる良い機会になったのではないかと思います。微妙な角度や押さえ方、吸気・呼気でうまく目的のviewを描出できたときは嬉しいもんです。

自分が研修医の時に、暇な時間にセルフエコーの練習をしていたら、通りかかった看護師さんに変な目で見られたりしました。暗がりの中、画面の淡い光にお腹を出して立ってる人が見えたら、そりゃそんな顔になりますよね。
あ、ちなみに、始めは診察台に寝転がってやってたんだけど、立っててもできるやん!ってなって、途中からは立ちエコーしてました。みなさんお試しあれ。それくらい意識すれば簡単にできますんで。

最後に、膀胱観察の為、かなり際どい下腹部まで提供してくれたI先生、ありがとね。

(卒後臨床研修センター 助教 鈴木 翔)

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