宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2020年06月26日更新

1年目6月

6月も終わりに近づきました。宮崎は数日間の梅雨の晴れ間、窓からのぞく空がクリアな日が続いています。

1年目の研修も3ヶ月目。1年目の内科はおよそ1ヶ月毎に診療科が変わるので、慣れてきた頃にはそろそろ終わりが近い ─ そんな感覚もありましたが、その流れにも少しずつ対応できるようになってきた気がします。今月は全国的には移動の解禁もあり、本院でも5、6年生の実習が部分的に再開されました。今のところはまだコロナウイルスの関係で、彼らは直接の診察ではなくカルテを見て考えたり、発表したりですが、その分同じ患者さんを担当したときにはしっかり所見をとらないとと思わされますし、率直かつクリティカルな質問をされたりもして、大学ならではの緊張感も感じるようになりました。

すでにお世話になった科で、就業後の時間に手技の練習をさせていただいたりもしています。写真は採血や点滴ルートの確保を、血液内科の幤先生から繰り返し機会をいただき教えていただいている場面です。時間をかけて丁寧に教えていただけ、声掛けであったり準備であったり、気づきにくいところの重要性がわかります。いろいろな先生のお話も聞け、勉強の機会としてありがたいものです。

大学から宮崎に来て、ここも7年目になりました。それでも、まるで別の国かのように降る雨の勢いや、射す陽の密度(?)には今も驚きます。6月18日の記事で小田先生が娘さんとの写真をあげられていらっしゃいました。私事ですが、自分のまわりでも昨年、地元の妹に娘が生まれました。随分と右往左往もして遅くなりましたが、彼女へのお年玉はあげられそう。しみじみとします。

(1年次研修医 M.K)

 

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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