宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2020年08月18日更新

習慣

医者として働き始めて早5か月が経とうとしていますが、宮崎でもコロナが猛威を振るっており戦々恐々としています。こうしてみると普段の日常がいかに恵まれていたのか、幸せなことだったかを実感できます。巷ではいろんな情報に惑わされて平静さを失いがちですが、こういう時こそ心穏やかに過ごしたいものです。

心穏やかにというと、最近「散歩」を日常生活に取り入れました。仕事がおわって帰宅し、食事をとってボーっと野球中継をみて、9時ぐらいに給食マスクをつけて徐に散歩をする、というのが習慣になりつつあります。気分転換には最高だった水泳・筋トレがコロナの影響でできないなかで、身体を動かす機会が極端に制限されました。ただ、ランニングまではしたくないなと考えた中で「歩く」というのはかなり良い習慣なんじゃないかと最近考えています。(もっとも、夜中に給食マスクの男が街灯のない道をひらすら歩き続けるなんて、傍目から見るとだいぶ怪しいやつですが。いつ職質されるか不安でいっぱいです。) 散歩をするなかでその日にあった出来事を振り返り、自省することで思考が整理されていくのがわかります。散歩は頭の整理にも役立つみたいです。

話はガラッと変わりますが、今の6年生は心の整理や切り替えがなかなか難しいと思われます。西医体というビッグイベントがおわり、引退し、あとは国試に向かって勉強し続ける、この気持ちの切り替えができないというのは結構大変だなと個人的に思います。僕個人の話からいうと、やはり国試が近づくとメンタルがやられます、というか、やられました。(成績も) この時はだいぶ周りの友人にフォローしてもらったので今でも本当に感謝しています。ただ、こういうときに「頭の整理」ができる習慣をもっていたらなと今つくづく実感しています。国試勉強漬けの生活が始まったら、ランニング・筋トレまでしなくていいので、学校まで徒歩で通学したり、あるいは距離の離れたスーパー、コンビニに徒歩で買い物に行ったりしてみましょう。結構タメになるアドバイスだと思っています。(勉強面については、模試とかで見る「こんな知識出んわ」という問題があったら忘れましょう。過去問中心にやりましょう。)
ここ最近は夜になっても蒸し暑いです。だから散歩の帰りにコンビニでビール(たまにハイボール)を買って、クーラーの効いた家の中で酒を飲むというのが最高に楽しいです。
これも最近始めた「習慣」のひとつです。

(余談:写真はラグビーワールドカップを見に、大分に行った時の写真です。来年のオリンピック開催はまだ不透明ですが、また大観衆の中でスポーツ観戦してみたいです。)

 

                   (1年次研修医:しののめ たかゆき)

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卒後臨床研修センター通信vol.44

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