宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2015年10月01日更新

研修医カリキュラム

 先日は診療科合同説明会お疲れ様でした。僕も昨年に引き続き参加させて頂きました。昨年は第2外科としての参加でしたが、今回は初めて外科学講座として、旧第1外科の先生お2人と私を含めた旧第2外科の2人の4人で参加させて頂きました。毎年恒例の各科のアピールタイムは今年も非常におもしろく、今年は昨年以上に盛大で有意義な会だったなぁと思います。研修医の先生たちと直接お話ができる機会も多くないのですごく貴重な時間ですし、普段は聞けないような各科のいろんな事情も聞くことができて研修医以上に楽しんでいらっしゃった先生方も多かったのではと思います。外科学講座も2次会を予約していたのですが、参加者なしということで残念ながら予約キャンセルの形となってしまいました(泣)。外科学講座に興味を持ってくださっている研修医の先生たちもいてくれるのですが、この日はみなさん都合が悪かったりで来られず、残念でした。結局は2次会のなかった他科の先生方と飲みに行くことになりましたが、これはこれでとても楽しかったし、“横の広がり”の大切さを改めて感じました。
 さて、僕は卒後センターの教員として研修医カリキュラムを担当しております。実際していることはカリキュラムの司会進行くらいですが…。講義をしてくださる先生への連絡や日程調整など、ほとんどのことは小松先生や卒後センター事務の方々がしてくださっており、僕はおんぶに抱っこの状態です。しかも、4月から数える程しか参加できておりません。ですが、そんな中でも研修医を卒業してからカリキュラムに参加してみて感じることがあります。外科に入局し、いろんな病院へ当直に行くようになりましたが、そこでは自分の不得意な分野、よく分からない分野の疾患と戦わないといけないときがあります。僕もまだまだ未熟者なので、判断に迷うこともよくあります。こういうときに使える武器を手に入れることができるのがこのカリキュラムの場だと思います。この武器を多く手に入れるだけ、当直に行くのも楽しみにはならないかもしれませんが、苦にならなくなると思います。各科の先生のお話を直接聞けるというのは、教科書を読むよりも何倍も効率の良い勉強法だと感じています。今の研修医の先生方をみていると、僕が研修医のときよりもカリキュラムへの参加率が非常に良いので頼もしい限りです。僕も負けないようにカリキュラムへ参加したいと思います。研修医のみなさん、毎日お忙しいとは思いますが、できるだけ多くカリキュラムへ参加して、一緒に武器を身につけていきましょう。
                                                   (森)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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