宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2021年06月30日更新

研修と一人暮らし

研修医となってあっという間に3カ月が過ぎました。何もできない状態からのスタートでしたが、先生方、看護師さん、薬剤師さん、病棟クラークさんをはじめ、たくさんの方々に助けていただきながらなんとかはじめの3カ月を乗り越えることができました。患者さんから「医師になって何年目ですか?」と聞かれることも多く、はじめのうちは、「4月から働き始めたばっかりです。」と答えることで患者さんを不安にさせないかと心配していましたが、患者さんからは「大変だと思うけど、頑張って下さい。」と声をかけられることが多く、すごく励みになっています。また、自分がうまくできなかったり、時間がかかったりする手技やカルテの入力を先輩ドクターがあっという間に終わらせると、その差に落ち込むこともありますが、患者さんのところに診察に行くと、「いつも気にかけてくれてありがとう。」という言葉をかけてもらったり、「この診療科に入局して欲しい。」と患者さんから勧誘を受けることもあり(笑)、その明るく前向きな姿に毎日元気をもらっています!今後も患者さんとのコミュニケーションを大切に、日々の研修を頑張っていきたいです。

私事ですが、4月から人生初の一人暮らしをはじめました! 生まれて25年にして初めての引っ越し&一人暮らしです。親元を離れるのは少し寂しくもありましたが、実家から大学病院まで少し通勤に時間がかかるのと、今までまともに家事をしたことがなかったので、さすがにまずいと思って一人暮らしをすることにしました(笑)。実家では親に家事を任せきりで、洗濯機・炊飯器を自分で使った記憶もなく、ゴミ出しもしていなかったので、恥ずかしながら生活スキル0でしたが、今では当たり前に最低限の家事をできるようになり、家族や友達にいじられることも少なくなりました(笑)。ただ、調理器具は買ったものの、なかなか料理をする気にはなれず、料理のスキルは0のままなので、今後は料理も少しずつ頑張っていきたいと思います。一人暮らしとはいうものの、休日と水曜日という結構な頻度で夜ご飯を食べに実家に帰っています(笑)。そのたびにおいしいご飯を準備してくれる母親や、まるであと数カ月は会えないかのように私の姿が見えなくなるまでお見送りしてくれる元気だけど少し心配性すぎる88歳の祖母、今月還暦を迎えるこれまた少し過保護な父親に、研修医としても、社会人としも立派になった姿を見せられるように、日々の研修と家事(特に料理)を頑張っていきたいです。

稚拙な文章でしたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

(1年次研修医 R.K)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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