卒後センター研修医・教員ブログ
2021年07月29日更新
当直の思い出
研修医生活が始まって4ヶ月経とうとしています。僕がこの4ヶ月を振り返って、最も記憶に残ったのは県立延岡病院での当直でした。初めて救急当直に入ったのが研修医2日目だった自分は、いま思い返してみるとわからないことだらけだったと思います。中でもゴールデンウィークの真ん中に日当直に入った日はものすごく忙しく、30分毎に救急車がやってくるような日でした。
午後10時くらいから午前4時半までまったく救急車が途切れることなく、やっと落ち着いたと思ってベッドに入った1分後に「5分後に救急車来るよー」とPHSが鳴ったときは笑うしかなかったです。それほど「こんなことができた!」「自分の行動で人を救えた!」といった劇的なエピソードがあるわけではありませんでしたが、「救急医療の現場ってこんな感じなんだ」と実感できるような非日常感あふれる3ヶ月だったと思います。
(イニシャル H.S.)