宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2021年07月27日更新

協力型病院での研修を振り返って

私は今、都城の病院で研修をさせていただいております。

都城では梅雨明けが発表されたにもかかわらず、午前中は快晴だったのに昼過ぎになると雨が激しく降ったり、雷が鳴ったりと、天候がめまぐるしく変わっていきます。宮崎市も同じような感じの天気なのでしょうか。

さて、私は前述しましたように、今は都城の病院で消化器外科をまわらせていただいています。外科といえば、きびきび動いて体育会系なイメージがありますが、こちらの病院の外科の先生は手術などの時はもちろんきびきび動いてらっしゃるのですが、普段はとても穏やかで優しい先生です。また、先生だけでなく、看護師さんや事務の方もとても優しく接して下さり、丁寧に教えてくださいます。

こちらの病院ではいろいろなことを実際にやらせていただいてます。例えば、胃カメラ、大腸カメラ、気管挿管、エコー検査などなど…。何もかもが初めての経験で、最初はとても緊張して、思うようにはいきませんでした。ですが、何度も練習して、何度も経験してその度に反省して勉強して…というのを繰り返しているうちに徐々にできるようになっていくのだなと感じました。

また、外来診療では「先生と患者さん」、「先生と看護師さん」、「先生と事務の方」などの医者としての接し方を近くでみさせていただけたのはとてもいい経験となりました。先生は患者さんについて私が考えているより何歩も何十歩も先を進んでおり、それだけ患者さんたちと丁寧に向き合ってこられたからこその考え方をされているんだなと実感しました。

自分もこうなりたいと思う先生を見つけるのが初期研修での目標の一つでした。先生はその中の一人で、やはり患者さんに対する姿勢について学ばせてもらうことが多くありました。

今これを書いているのは7月もそろそろ終わるという頃で、やっと今の病院にも慣れてきたところなのですが、8月からは大学病院に戻ります。その時はみなさんよろしくお願いします。いろいろ教えてくださると嬉しいです。

これから研修医として、充実した毎日を送れるように頑張りたいと思います。

 

ところで急に話が変わるのですが、ポケモンのマンホールをご存知でしょうか。全国各地で地域とポケモンの魅力を同時に発信するという取り組みらしいのですが、宮崎県内26市町村すべてのデザインがそろったらしく、それぞれの地域に設置されているのだそうです。ちなみに先日、串間を訪れた時に見つけました。せっかくなら都城にいる間に都城市のポケモンのマンホールを見に行きたいと思います。

(1年次研修医 YS)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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