宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2020年06月18日更新

宮崎で働く意欲

呼吸器内科医の小田です。

初期臨床研修を県立宮崎病院で2年間過ごした後、自治医大規定に基づき、宮崎県内の僻地を転々として、9年目から宮崎大学医学部附属病院勤務し、大学5年目になります。

研修医は県立宮崎病院でしっかりしごいてもらいましたが、3年目の僻地は頼れる先輩もおらず、5年目は呼吸器専門病院で慣れない研修生活を送り、7・8年目はなんでも診る・なんでも(救急車を)受けるという超僻地診療所にいました。色んな苦労があり、色んな心配がありました。

・どことなく、今の生活、今の仕事でいいだろうか。

・パワハラレベルに、上の先生に叱られた。

・朝仕事に行きたくない。とにかく寝たい。

・私生活でのトラブルで、心が安定しない。

・またカンファレンスだ。またミーティングだ。

・超重症患者を当てられた。大丈夫かな。

・あの患者or家族が怒ってる。

・ミスった。大丈夫かな?訴訟とかならないかな?

仕事をしていたら、上記のようなことは、どこに行ってもしょっちゅうあると思います。そういう時は、趣味に没頭したり、仕事が面白い時は仕事に没頭したり、恋人・家族(特に娘!:写真参照)と過ごしたりして、皆なんとかやってるはずです。そんな時に仕事の活力として、(私にとって故郷の)宮崎で仕事ができることが大事だと思います。どこで働くかはかなり大きく、ゆかりも無い所で働くよりは、働く意欲が違います。

宮崎に何かしら縁があれば、一緒に働きましょう。

(卒後臨床研修センター 教員 小田 康晴)

 

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

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