宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2015年04月20日更新

宮大研修プログラム説明会開催(Miyazaki Tiger Caveコース新設のご紹介も)

 4月16日(木)夕方から、宮崎大学医学部附属病院105臨床講義室で「平成27年度宮崎大学医学部附属病院群臨床研修プログラム説明会」を開催しました。
 平日夕方という学生のみなさんも忙しい時間帯でしたが、5・6年生を中心に30数名の医学生のみなさんにご出席いただきました(感謝です!)。
 副センター長小松の方より、宮崎大学の3つの研修プログラム(自主デザイン研修、小児科重点、産婦人科・周産期重点)および卒後センターの設備や研修支援体勢等について、詳しく説明させていただきました。
 また、今回は、次年度より新たに実施予定としている“Miyazaki Tiger Caveコース”についてもご説明させていただきました。
 簡単に概要を説明すると、このコースは、大学病院を中心にある程度の重症度を有する急性期疾患全般への初期対応と全身疾患管理を濃密に研修できる「自主デザイン研修プログラム」選択者への「内部設置コース」です。研修の5つの特徴として、①大学病院宿舎が超安価で用意され研修に専念できる環境がある、②AHA-ACLS等の有料講習会受講料は全て大学が負担する、②大学病院在籍中は通年的に救命救急センターの時間外救急当直を担当する、④内科・外科等の研修分野別に“PLUS ONE”到達目標を別途用意する、⑤長期リフレッシュ休暇(約2週間程度)の確保、があります。
 宮崎大学の通常の自主デザイン研修プログラムが、みなさんの2年間の研修自己実現のために各自の研修コンセプトと研修希望先を聞きながら、一人一人に合った研修プログラムを作っていくのとは対照的に、このMiyazaki Tiger Caveコースはこちらで予め設定したハードな研修スケジュールにどっぷり浸かっていただくイメージです(マイホーム購入に例えると、自主デザイン研修がオーダーメイド型、Tiger Caveコースが建て売り型)。そのため、かなりハードなスケジュールを想定しています。2年間びっちり鍛えられたいという方にはお薦めの内容です。内科救急コース(定員3名)、外科救急コース(定員3名)として募集を行う予定としています。
 説明会後より、早速数名の方からこのコースについていろいろとご質問をいただきました。正式なコース概要は、後日このHPへアップさせていただく予定です。その前に、詳細はお知りになりたい方は、卒後センターまたは私までお問い合わせ下さい。
                                                                                                     (小松)

 

 

 

 

 

 

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

バックナンバー»