宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2015年07月09日更新

外科合同トレーニング実習

 先日,大学内の外科で実習している6年生,5年生を対象として,外科合同トレーニング実習を開催いたしました.皆さんご存じの通り,診療科の再編に伴ってこれまでの第一外科,第二外科といった垣根がなくなり,一つの外科としてMANGOUプロジェクトを立ち上げ,その一環として本実習を行いました.MANGOUとはMeeting of advanced new general surgery of Miyazaki Universityの略で,ドライラボやウエットラボを用いた実習を行うことで学生に対しては外科に対する興味を呼び起こし,若手臨床医に対してはスキルアップを図る目的でこのプロジェクトをスタートしました.実習当日は,動物モデルを用いて皮膚の縫合や消化管の吻合,電気メスを用いた切開や切除などを実際の手術と同様に術者と助手となって実習しました.消化管吻合の後は,きちんと吻合できたかどうかの確認テストも行い,ほとんどのグループで成功を収めました.合計2時間の実習でしたが,皆さん集中して取り組んでおり,休憩時間を返上しての実習となりました.
 今回は準備の都合で研修医の方々への案内ができませんでしたが,今後も様々なプログラムを用意する予定としておりますので,是非ともご参加ください.本プロジェクトについてのご質問やご要望などがありましたらいつでも旭吉 (旧第一外科)までご連絡ください.
                                                   (旭吉)

        

        

 

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

バックナンバー»