卒後センター研修医・教員ブログ
2021年09月28日更新
内科研修医合同カンファレンス(2021.9.27 消化器内科)
こんにちは。鈴木です。
本日、内科研修医合同カンファレンスが消化器内科主催で開催されました。これまで「内科合同カンファレンス」として月1回、月曜日の夕方に開催されていたものを一新し、昼の時間に開催していく形へ変更となり、その第1回目でした。
今回の症例の主訴は「視力低下」です。
一見、消化器内科との関連は薄そうな主訴ですが、果たしてどんな疾患が隠れているのでしょうか?今回は小人数+消化器内科若手医師リーダーのグループを作り、よりアクティブな議論ができる環境を意識してみました。(写真参照)
プレゼンターの堀口先生の丁寧なスライドに、各グループリーダー吉田・内田の両先生が上手に研修医の先生を誘導してくださいました。ありがとうございました。
最終診断はKlebsiella pneumoniaeの肝膿瘍および眼内への転移感染でしたが、研修医グループの討議では、既往歴にリウマチ性多発筋痛症があるので、巨細胞性動脈炎による症状の可能性は?といったことも出てきていて、幅広い可能性を考えながら鑑別を挙げてくれたことが分かりました。運営サイドとして嬉しい一幕でした。(国家試験をクリアしたばかりのフレッシュな頭は、やっぱり、うらやましいですね。)
参加してくださった先生方、本当に、本当にありがとうございました。
次回はどんな症例が出てくるのか?できるだけ多くの皆さんのご参加をお待ちしています!!
(卒後臨床研修センター 鈴木)