宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2023年03月06日更新

より良い研修医生活のために

6年生の皆さんは国家試験お疲れさまでした。来月からは研修医生活が始まります。良い研修生活の送り方を、Chat GPTに質問してみました。

  1. 自己管理: 研修医は多忙でストレスがかかることが多いため、健康的なライフスタイルを維持することが重要です。良い睡眠、適切な栄養、運動、ストレス管理などを行うことで、ストレスを軽減し、疲れを癒やすことができます。
  2. コミュニケーション能力の向上: 研修医は多くの人と関わる機会があります。患者や同僚とのコミュニケーションをスムーズに行うために、コミュニケーション能力を向上させることが大切です。コミュニケーションスキルは練習で身につけることができます。
  3. 自分の能力や限界を認識する: 研修医は専門知識を身につけるために努力しますが、自分の限界も理解する必要があります。自分の能力を正しく評価し、必要に応じてアドバイスを求めることが重要です。
  4. ワークライフバランスを保つ: 研修医は多忙であるため、ワークライフバランスを保つことが難しいかもしれませんが、休暇を計画することでリフレッシュし、ストレスを軽減することができます。

参考になりませんでしたので、具体的にどのように行動すればよいのか聞いてみました。

  1. 自己管理:毎日の運動やストレッチを行う、健康的な食事を心がける、休日にはリラックスするために趣味を楽しむ、毎日の睡眠時間を確保する。
  2. コミュニケーション能力の向上、患者とのコミュニケーションを練習するために、演習やシミュレーションを行う、同僚とコミュニケーションを円滑にするために、相手の意見を尊重することを意識する、フィードバックを受け入れることで、自分のコミュニケーションスキルを向上させる
  3. 自分の能力や限界を認識する:自分自身の能力を把握するために、定期的に自己評価を行う、アドバイスを求める場合は、信頼できる上司やメンターに相談する、適切な時期には、負荷を減らすことで過労を防ぐ。
  4. ワークライフバランスを保つ:休日には家族や友人との時間を確保する、旅行やレジャーなどの計画を立てることで、リフレッシュする機会を作る、仕事とプライベートのバランスをとるために、スケジュール管理を行う

マシになりましたが、こちらが期待していたような回答は得られませんでした。的確な質問をしなければ質の高い回答は得られないのでしょうが、なかなか難しいと感じました。

ちなみに、最近私が思うのは、当たり前ですが、とにかく患者さんの困りごとを尋ねて対応することが大事だということです。
メインのプロブレムに対する治療はもちろん重要ですが、研修医の立場からすると、上級医から言われたことをやるだけになったりと無力感を味わうことも少なくないはずです。仕事をしているというよりは、ただただ勉強させてもらっているだけと感じることもあります。
なんとなくやりがいを感じなかったり、無力感から陰鬱な気分になったときには、患者さんのもとに行って困りごとがないか尋ねてみます。入院中に水虫を治療したり、痔の薬を処方するだけでも患者さんは喜んでくれます。採血結果を持っていって患者さんの疑問や不安に答えたり、食事の要望に対応したり、研修医でもできることは多く、手軽に「人の役に立った」という気持ちになれて、少し気分が上向きます。

(1年次研修医 Y.N)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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