卒後センター研修医・教員ブログ
2017年08月24日更新
【報告】8月17日、教育カリキュラム各科担当編 『泌尿器科救急』開催
8月17日、教育カリキュラム各科担当編、『知っておくべき泌尿器科救急』を開催しました。
講師は、当院泌尿器科の藤井将人先生でした。
『みんなが泌尿器科になるわけではないですが、知っていて損はないということを話しますね!!』との、前振りがあり、、、
泌尿器科救急疾患について講義をいただきました。
まず、泌尿器科救急疾患を生じた際に生じやすい症候
①側腹部痛、②尿閉、③外傷後、④発熱、⑤腹痛、陰嚢痛
についてポイントを絞って解説頂きました。
さらに、各疾患として
*急性陰嚢症(精巣捻転症)
*尿閉
*尿管結石
*腎損傷・尿管損傷・膀胱損傷・尿道損傷
*尿道異物
*陰茎折症
について、わかりやすくお話ししていただきました。
特に尿閉の項目では、導尿の用法、バルーンカテーテルの種類、導尿困難時のコツなど、実践的アドバイスも含まれ、大変有意義な講義でした。
夏休み期間中の影響(?)もあってか、いつもより少し参加の研修医が少なかったのはちょっと残念でした。
次回は、研修医の皆さん、多数の参加を!!
藤井先生、本当にありがとうございました。
(中島)