宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2021年04月01日更新

【報告】「2021年度・新研修医オリエンテーションが始まりました!」

宮崎では、桜の花満開の時期から葉桜の時期に移り変わってきました。そして本日は2021年4月1日。新しい年度の始まりです。宮崎大学医学部附属病院では医科33名+歯科4名=計37名の新規採用研修医をお迎えいたしました。

そして今日からオリエンテーションの始まりです。皆さん大学を卒業したのがつい先日ですが、そこからの皆さんの行動履歴も確認しました。体調チェックも行いました。そして「密集」「密着」「密閉」を避けるべくハード面・ソフト面を工夫いたしました。これから約1週間の過密スケジュールが始まります。

この期間中に、皆さんは学生→→→医療人・社会人へと脱皮して頂く必要があります。臨床倫理、医療安全、感染対策、症例プレゼンテーションやコンサルト技法、診療録記載法といった、医師/歯科医師に求められる基本的な知識と態度とを習得していって頂きます。また、基本手技実習や救急蘇生の講習も受けて頂きます。実際の現場で働けるように心と体を準備していくことになります。

初日の今日はまず午前中に、これから2年間の研修プログラムやEPOC2(オンライン評価システム)入力等の概要説明がありました。午後は臨床倫理や、医薬品の安全使用についての講義を新規採用全職員と合同で聴講しました。そしてその後、本日最後のセクションとして、卒後臨床研修センター所属のアドバイザーの先生方との懇話がありました。研修医3〜4名に対しアドバイザー1人が配置されますが、今日はそのグループごとに分かれてお互いの自己紹介やアドバイザーからのアドバイスなどのコミュニケーションをとって頂きました。午前中は堅い話が続き緊張感が漂っていましたが、夕方になりアドバイザーの先生方と話しをする頃にはようやく肩の力が抜けてきたようです。

明日もまた分単位のハードスケジュールが続きますが、来週からスムースに医療のreal worldで研修を始められるよう、頑張っていきましょう!

(文責) 宮内 俊一

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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