宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2017年05月01日更新

【報告】内科学はじめの一歩 第1回が開催されました。

4月24日、今年度第1回目の内科学はじめの一歩が開催されました。今回のテーマは、「下肢静脈エコー」。まず、深部静脈血栓症、肺動脈血栓塞栓症について、循環器内科の石川哲憲先生から講演をいただきました。

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次に、深部静脈血栓症の診断のための下肢静脈エコーについて、臨床検査技師の武田 恵美子先生より検査方法、機器の設定、熊本大震災時のエコノミークラス症候群予防のための活動の実際等についてスライドを用いてわかりやすく説明していただきました。

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最後に、参加者全員で下肢静脈エコーのハンズオンレクチャーを行いました。3つのブースに分かれて臨床検査技師の武田さん、鈴木さん、緒方さんが実際に検査の実演を行った後、参加者に下肢静脈エコーの体験をしていただきました。膝窩静脈からひらめ静脈までの観察が主でしたが、最後には循環器内科の福井先生に(ナント!)鼠径部を提供していただき、大腿静脈の観察も実演・体験することができました。

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1時間強の勉強会でしたが、有意義な時間になったのではないかと思います。
今回は診療業務で忙しい中、1, 2年目研修医の先生やそれ以外の先生方30名以上お集まりいただき、大盛況のうちに勉強会を終了することができました。次回は5月22日に内科学ことはじめ第2回として腹部エコーのハンズオンレクチャーが予定されていますので、是非参加をお願いいたします!

(黒木)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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