宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2020年07月02日更新

2年目、もうすぐ4カ月目!

こんにちは。2年次研修医の後田眞樹です。ここ最近暑い日も増え、入道雲なんかも見かけるようになってきて、夏の始まりを感じています。

現在、自分は県立宮崎病院救命救急科で研修させて頂いています。毎日が学ぶことばかりで、先生方から時には厳格に、時には朗らかに指導して頂き、とても充実した濃厚な研修を送らせて頂いています。こちらの救急では大きな病院であることもあり、実に様々な病態、背景を持つ患者さんが来られます。転倒して少し傷が出来た方から交通事故で重症の患者さんまで、昼夜を問わず運ばれてきます。各科の先生方や研修医、看護師さんなどスタッフの皆さんは次々と来る患者さんを凄まじいスピードで診察、治療、対応していきます。そのエネルギーに圧倒されるばかりでしたが、何とかその一員になれるよう精進している所です。

研修中、特に印象的だったのはDr.Carでの出動です。Dr.Carでは現場や救急車と合流するポイントまで向かい、病院に着く前から診療を始めます。揺れる車内や様々な現場の状況の中で、いかに早く診察を行い必要な処置を開始できるかが求められます。実際にやってみてその難しさを実感し、自分が未熟であることを更に実感すると共に、貴重な体験をさせて頂けている事に感謝の気持ちが湧きました。「経験した事から1つ1つ学んでいかなくては!」と、再認識しました。
これから更に暑い時期に入っていきますが、暑さに負けないように強い気持ちと水分補給(これも必要です笑)を大切に頑張っていこうと思います。

写真はDr.Car前で救急科の研修医とスタッフさんで撮った写真です。
(右から、看護師の有村さん、自分、研修医の井上先生、長友先生、黒木先生、消防士の福永さん)

(2年次研修医 後田 眞樹)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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