宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2022年04月28日更新

野尻中央病院での研修

 研修医生活も2年目に突入しました。4月は野尻町にある野尻中央病院で研修をさせていただいていました。野尻中央病院といえばオリエンテーションでの研修病院紹介でスクリーンに映し出された園田定彦理事長先生、園田泰三院長先生(おふたりは従兄弟)が半袖短パン麦わら帽で写っていらっしゃるポスターのインパクトが大きく、「どんな病院なんだろう」と思いながら初日を迎えたことを思い返します。

はや1か月が経ちますが、医学はもちろん、医学以外のことについても本当に学びの多い研修をさせていただいています。医学については、主に理事長先生に付いて外来診療、訪問診療、病棟回診をさせていただき、患者さんの病態や生活背景について学んでいます。他の先生方やスタッフもとても優しく、丁寧にご指導くださります。人間関係で思い悩むことはなく、疑問点はすぐに相談できますし、手技も機会があればどんどん挑戦させていただける環境でした。医学以外については、野尻中央病院は2001年に九州の病院で初めて品質管理の国際規格であるISOを取得しており、理事長先生が医療における「品質管理」や経営者の視点からの医療の展望について診療の合間を縫って教えて下さいました。

また、野尻中央病院でユニークだと感じたのが「コミュニケーション」手段です。組織内外に対して、対面によるコミュニケーション、映画によるコミュニケーション、集会によるコミュニケーション、ポスターによるコミュニケーション、イラストによるコミュニケーション、マスコットキャラクターによるコミュニケーション、飛び出すパンフレットによるコミュニケーション、建築によるコミュニケーション、音楽によるコミュニケーション、と様々な形のメディアを用いたコミュニケーションがなされています。意思疎通の大切さ(ムズカシさ)が叫ばれて喧しい昨今、色々と示唆深い気が致しました。

野尻町に、このように挑戦的で遊び心に溢れた病院があるということを知り、研修医の時期にこの病院に出会えたことは運が良かったと感じています。4月1日の入職日に理事長先生と米山理事から「遊べるのは、この1か月が最後かもしれませんよ。楽しんでください。」とお声かけいただきました。1か月を終えてみて、「遊ぶ」の意味を噛みしめています。医師としても人間としてもまだまだ幅を広げ、器を大きくし、懐を深くしなければなりません。特に趣味もない自分ですが、医者以外に本当にやりたいこと、楽しいことを見つけ、「遊び」を社会に還元できるようになりたいです。

研修医 H.A.

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.38

2021年12月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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