宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2017年01月17日更新

引きの強さ

あけましておめでとうございます。外科の宮崎康幸です。2016年4月に宮崎大学外科学講座へ入局し6月から卒後臨床研修センターへ配属となりました。
2011年に佐賀大学卒業後、沖縄で初期研修を2年間、そのまま外科医として3年間勤務し現在卒後6年目です。

さて、そんな僕ですが、以前勤務していた病院では月に10-12回ほどの全科当直があります。当直といっても準夜(17時~23時)、深夜(23時~3時半、3時半~8時半)と細切れされているので寝る時間はあります。Walk in、救急車ともにそこそこ多く救急車は年間4000台弱だったと思います。そんな救急外来当直ですが、日によって(人によって?)忙しさにやはり差があります。僕が当直に入ると不思議と救急車搬入要請のHOT LINEの電話が鳴り響き、4台同時に搬入ということもザラでした。救急外来の看護師さんも「当直:宮崎」の文字を警戒していたそうです。さらにそれは救急外来だけにおさまりません。外科オンコール当番として1週間/月、急患相談窓口となるわけですが、時間内外問わず、病棟外来問わず、なぜか僕が当番の時に急患・緊急手術が急増します。上司や後輩からも「引く男」のお墨付きを頂きました。引きの強さを信じて毎回宝くじを購入しますがこちらは一向に当たりません。

そんな5年間の後、宮崎大学外科に入局しました。流れは変わると信じて。4月、5月と大学当直に入ると急患か緊急手術が必ず来るという状態が続きました。やはりそういう星の下に生まれたようです。宮崎大学でも早々に「当直:宮崎」の文字が警戒されるようになりました。

さて、そんな2016年でしたので(厄年ではないですが)厄除けのお守りも買い、初詣もしっかりと2017年の宮崎県の健康と平和をお祈りしてきました。心機一転、今年も良い1年になりますように!

仕事始めの1月4日、2017年の初日に早速緊急手術をしました。
今年もよろしくお願いします。

(宮﨑)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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