宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2015年01月26日更新

宮崎大学での精神科研修

精神科の三好です。
 
宮崎大学の研修プログラムでは、精神科は1ヶ月の必修科目となっています。
精神科研修は、1ヶ月の必修期間でも、自由に選択可能な期間でも、大学病院精神科、県立宮崎病院精神医療センター、県内の精神科病院での研修を選択することができます。
 
これまで各精神科の違いについて尋ねられることがありましたので、今回この場を借りて、宮崎大学精神科での研修について少しアピールさせて頂きます。
 
臨床研修到達目標の「入院患者を受け持ち、症例レポートを提出する(A疾患)」統合失調症、気分障害、認知症も、「外来または入院患者で経験する(B疾患)」身体表現性障害、ストレス関連障害も、大学病院精神科、県立宮崎病院精神医療センター、県内の精神科病院のどこで研修をしても経験することができます。
 
宮崎大学精神科の特徴としては、救急部との連携から精神科救急医療の経験ができることと、内科や外科などからのコンサルテーションも多いので、将来どの領域に進んでも経験する器質性精神障害、症状性精神障害の症例を経験することができることだと思います。
 
研修期間中、病棟医や指導医と担当症例についてディスカッションをしながら、向精神薬の使い方や精神療法について学んで頂きますが、看護師や心理士と一緒に多く勉強できることも大学病院精神科のメリットです。
写真は12月に行った包括的暴力防止プログラム(Comprehensive Violence Prevention and Protection Programme)の勉強会と、1月に行った身体拘束の勉強会の様子です。
ちなみに縛られて(恍惚の表情を浮かべて)いるのは平成26年度精神科医局長の船橋先生です。
 
宮崎大学での精神科研修について聞きたいことがあれば、いつでも三好に聞いて下さい。
 
        
        
 

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卒後臨床研修センター通信vol.44

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