宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2021年12月10日更新

国浪のメリット3選

第114回国家試験結果発表の日、「もう少し勉強すればよかった」と後悔に苛まれた記憶が鮮明に残っています。しかし、9ヶ月間の研修医を通して、むしろ得したと感じることが多かったので「国浪のメリット3選」として紹介させていただきます。

まず、1つ目は「ハードルが下がる」です。国試は全体の9割が合格する試験であるため、医師のほとんどが経験していません。そのため一般的には国試に落ちると不勉強な印象を与えると思います。しかし、この印象のおかげで通常業務をこなすと異様に褒めてもらうことができます。心理学で言うところのゲインロス効果です。知らんけど。

2つ目は「会話の取っ掛かりになる」です。ローテートの性質上、1ヶ月ごとに各科に移動するため人間関係を毎月再構築する必要があります。自己紹介の回数も多いですし、会話の話題も何が正解かわかりません。似た経験をするクリクラ(病院実習)では困った記憶があります。しかし、自己紹介に「国試落ちた」といれるだけで、その後先生方に話しかけていただくきっかけになり、1つ目のメリットにも繋がります。正直おいしいです。

3つ目は「同期が2倍になる」です。2年目に大学時代の同期がいて、1年目に就職後の同期もいるので研修医室は同期しかいません。2年目の同期に勉強法や仕事のコツ、各病院・各科の情報を聞けるのはありがたいです。1年目の同期も優しく迎えいれてくれて楽しく過ごせています。

以上が国労のメリットです。とにかく「国浪」の肩書にお世話になった1年でしたが、来年は「研修2年目」というハードルが上がるだけの辛い肩書も手に入るので、うまいこと便利な看板だけ掲げて生きていきたいです。

N・Y

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.38

2021年12月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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