宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2015年03月03日更新

レジナビフェア2015 in 福岡ブース出展

 一昨日、福岡市のマリンメッセ福岡で「レジナビフェア2015 in 福岡」が開催されました。
 宮崎大学医学部附属病院も「宮崎県合同ブース」の1病院として参加しました。以前は、宮崎県内の各基幹型臨床研修病院はそれぞれ個別にブース出展していたのですが、3~4年前から、宮崎県地域医療支援機構と宮崎県医師会のご支援により、県内の全基幹型病院が1つのブースに集結して『オール宮崎』体制で研修病院説明を行っています。毎年、福岡、大阪、東京に出展していますが、特に地元九州は私たちにとって重要拠点なので、しっかりとスペースを確保して、ゆっくり落ち着いた雰囲気で説明を聞いていただけるようにと、昨年よりブース面積を広くしています。医師会のご尽力で病院ポスターも一新し、あちこちに宮崎県のマスコットキャラクター『みやざき犬』が入った明るく爽やかなブースとなりました。
 開始当初は宮崎県ブースを訪れる方もまばらでしたが、昼頃になると一時は用意した椅子では足りないくらいに多くの学生の皆さんが訪れ、7つの基幹型病院の説明を熱心に聞いて下さりました。最終的には70名程度の医学生が来て下さったのではないかと思います。
 宮崎県の臨床研修は、各病院の度量が広くて、7つの基幹型病院がお互いを協力型病院として相互乗り入れできる状態になっています。中でも宮崎大学病院は他の6基幹型病院全てが協力型病院になって下さっており、まさに『オール宮崎』研修を実現させていただいております。そのような背景もあり、自分の病院だけでなく県内の病院のお話しを熱心に聞いて下さっている学生さんを見ると、とても嬉しい気分になりました。
 宮崎大学からは今回、1年次研修医の尾崎先生と高村先生が、学生の皆さんに現在の臨床研修の実体験を踏まえて、宮崎大学研修プログラムの良さを存分にアピールして下さいました。お二人とも、宮崎出身ながら福岡と関東で医学部生活を過ごし、初期研修先として宮崎に再び戻ってきてくれています。今回の宮崎大学ブース訪問者の半数以上は同じような状況で、地元宮崎に戻るか、あるいは現在の大学やその付近で研修するか悩んでおられました。進路選択で同じ経験を持つお二人の話はとても説得力があって、学生さんも横で聞いていた私も、一緒になって頷いてばかりでした。
 今回宮崎県ブースを訪ねて来て下さった学生の皆さんが、お一人でも多く宮崎県内の病院に見学に来てくれればいいなと思っています。宮崎県地域医療支援機構から申し込んで下さると、条件次第で旅費補助もありますよ。お待ちしております!

(小松)


 

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

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