卒後センター研修医・教員ブログ
2018年11月26日更新
【報告】11月22日 勉強会『漢方、脳神経外科』の2本立てで開催!
今回のレクチャーは2本立てでした!
まずは、ツムラの薬品情報説明会の時間に、外部講師として九州大学の貝沼茂三郎先生をお招きし、漢方のレクチャーがありました。『病棟で覚えておくと役立つ漢方5処方』というテーマで、漢方の基本的な考え方から日常診療に役立つ5つの漢方薬の症例を交えた解説がありました。
●芍薬甘草湯…腹痛や腰痛、腹直筋異常緊張
●大建中湯…冷えによる消化器症状、臍周囲の冷え
●六君子湯…食欲低下、食後膨満感
●補中益気湯…全身倦怠感、冷えなし
●抑肝散…不眠、慢性疼痛、「怒り」が背景
次に、脳神経外科の山下真治先生によるレクチャーをいただきました。
『研修医に必要な!?脳神経外科のプライマリケア』というテーマで、救急外来で脳神経外科医が頻繁に遭遇する症候として、意識障害、頭痛、めまい、てんかん、小児軽症頭部外傷について解説いただきました。
どちらも明日の診療から使える大変ためになるレクチャーでした!
お話しいただいた先生方、大変ありがとうございました!
当センターでは毎月第2・第4木曜日の18時から各科担当のレクチャーを開催しています。
積極的な参加をよろしくお願いします。
(卒後臨床研修センター 木許 恭宏)