宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2023年07月19日更新

【報告】「宮崎県専門研修プログラム合同説明会に参加しました!」

 去る7月8日(土)にシーガイア・コンベンションセンターにて「令和5年度宮崎県専門研修プログラム合同説明会」が開催されました。宮崎県臨床研修・専門研修運営協議会、宮崎県地域医療支援機構、宮崎大学医学部、宮崎県医師会の合同主催です。私宮内は、臨床研修・専門研修運営協議会のメンバーとしての立場で、司会進行を勤めさせて頂きました。

 この会には県内の基幹型研修病院の研修医と、宮崎大学医学部地域枠の5年生、6年生が参加しました。そして、それぞれの専門プログラムPRを行う各基幹病院、各診療科の先生方も多数出席されました。

 会場は4階の「樹葉」。300〜400名収容可能な大きなホールです。まずは本説明会の主旨と目的について宮崎県医師会常任理事の金丸吉昌先生よりご説明があり、続いて専門医プログラムの概要説明が宮崎県臨床研修・専門研修運営協議会副会長の小松弘幸先生よりありました。そして、各専門医プログラムの概要説明をそれぞれの担当者の方々が順番に行いました。宮崎大学(19領域)、県立宮崎病院(内科・小児科・精神科・外科・整形外科・麻酔科・救急科・総合診療科)、県立延岡病院(内科・産婦人科)、古賀総合病院(内科)、宮崎生協病院(総合診療科)、野崎東病院(整形外科)、宮崎市郡医師会病院(内科)の7施設にそれぞれのプログラムがあり、25名の担当者が檀上に立ってプレゼンテーションを行いました(一部のプログラムはプレゼンテーションやブースの出展なし)。2分間という短い時間の中でしたが、動画やスライドを用いながら熱い思いを研修医、医学生に向けて語ってくださいました。
 その後、同会場にて各専門プログラムブースでの個別相談に移りました。約50分の間に、研修医や医学生の皆さんが意中(?)のブース、興味のあるブースを訪ね、相談やアンケート記入などを行いました。ブースに待ち構える先生方も前半のプレゼンテーションで伝え切れなかった内容を伝えるべく、資料、身振り手振り、そして笑顔を交えて情報提供を行っていました。なお、例年のごとく「地域医療支援機構」のブースも出展しており、参加者の問い合わせに応えるべく情報提供を行っていました。

 熱いブースでのやり取りの後は、その熱気そのままに隣の会場「天瑞」にて交流会(宮崎県医師会主催)が開催されました。全出席者による立食パーティー形式で、 “コロナ禍”前の2019年以来、実に4年ぶりの開催となりました。美味しい食事に舌鼓を打ちながら、先程のブースでの説明の延長戦に入っている先生方、お互いの診療科・病院の情報交換を行っている先生方、完全にプライベートな話しで盛り上がっている先生方など様々でしたが、何せよ多くの病院・施設、そして様々な役職・立場の方々がフランクに交流し合える場になっていたこと、大変嬉しく思いました。みな、思い思いの“充電”ができたのではないでしょうか?

 参加された研修医および指導医の方々、学生さん、そして準備から当日運営まで本企画を支えて下さった、宮崎県(医療政策課)、宮崎県医師会、宮崎大学医学部事務の皆様に心より感謝申し上げます。本企画が未来の専門医育成につながっていくことを祈念いたします。

(文責:宮内俊一)

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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