宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2026年09月18日更新

第1回 K-CROSS開催

K-CROSSって何?と思った方がページに入って来られたのでしょう。こんにちは。鈴木です。

詳細は割愛しますが、2025年度からの臨床研修制度の新たな改正で「広域連携型プログラム」というものがあって、医師多数県の基幹型病院に採用された研修医が、研修期間(2年間)のうち24週間以上、医師少数県などの臨床研修病院(連携先病院)で研修を行う仕組みのことです。

そして今回のK-CROSSとは、京都大学医学部付属病院・臨床研修プログラムを形成する計8つの広域連携型協力病院を繋ぎ、合同開催される症例カンファレンスという訳です。

今回のテーマは「診断・治療に苦慮した症例」

今回のプレゼンテーションは以下で、いずれも1または2年次研修医の先生が発表してくれました。

①京都大学医学部付属病院

「マンジャロの導入に苦慮した2症例」

Zoom®️の投票機能を使いながら、1年次研修医の先生が堂々とプレゼンされていました(来年、宮崎大学医学部附属病院で研修予定とのことでした)。

マンジャロの導入を見送った例、導入した例、それぞれを提示いただきました。

②総合南東北病院(福島県)

「抗MDA5抗体陽性の皮膚筋炎」

臨床症状、理学所見から鑑別を進める流れや、臨床経過の急な変化を一緒に追うことができました。新規の間質性肺炎が特徴的な症例だったと思います。

③松波総合病院(岐阜県)

「カルシウム結晶による神経根痛の1例」

尿検査→腹部単純CT→身体診察の情報を追加して、腹痛の考え方を辿っていく発表でした。神経根痛の診断が分かってから、皆でCTを再読影し、微細な所見に気づいた時の納得感がありました。非常に珍しい症例でした。

第1回ということもあり、ちょっと手探り感・緊張感もありましたが、遠方の病院でどんな研修医が頑張っているのか、どんな症例を経験しているのか、学びの多いカンファレンスだと思いました。

今後の開催は10.15(木)、12.17(木)、2.18(木)の16時〜という予定です。

次回は宮崎大学からも症例提示予定ですので、ぜひご参加ください!

 

卒後臨床研修センター 鈴木

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.52

2026年7月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

バックナンバー»