宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2023年04月19日更新

内科ことはじめ(4/15 本番)

昨日のリハーサル、壮行会を経て、今日はいざ本番です。
坂本先生は「肺腺癌患者に合併した多発脳腫瘍を脳原発性膠芽腫と診断し得た一例」の発表でした。とても落ち着いたトーン、スピードで発表できていました。「audienceに理解してもらえるように」という思いがしっかり伝わるプレゼンテーションだったと思いますよ!Good jobでした!!

他に、腎臓内科の先生方指導の研修医も積極的に演題を応募されていて、

長嶺宏士朗先生
「腎生検を契機に門脈-下大静脈シャントが判明したIgA腎症の一例」

西銘宜成先生
「糖尿病患者に発症したANCA関連血管炎に対し、ステロイドフリーとしてリツキシマブ、血漿交換およびアバコパンによる治療を行い奏功した一例」

和田明香里先生
「広範な半月体形成を認めたが集学的治療が奏功した若年の抗糸球体基底膜抗体(GBM)型腎炎の一例」

河野真菜先生
「関節リウマチ治療中に急速進行性腎炎症候群の臨床像で発症したcollagenofibrotic glomerulopatyh合併IgA腎症の一例」

の発表をされていました。他施設の研修医・学生の発表って、自身より立派に聞こえてしまうかもしれませんし、発表の機会は今回が初めてだった先生もいたと思いますが、質問に対する受け答えも、とてもしっかりできていたと思いますよ!指導された先生方も喜ばれたことでしょう。腎臓内科の先生方には毎年頭が下がります。

個人的には普段聞けない様々な診療科の発表を聞いて頭を使い、会場を歩き回って足を使いました。スマホの歩数計は12,000歩を示しており、慣れない革靴歩行も相まって、まぁまぁの疲労感でした。コロナ禍を経て、現地参加ならでは、リアルの良さを感じられた学会参加でした。

今回の発表をきっかけに、研修医の先生達もぐっと成長できたと思ってくれたら何よりです。また来年も、もっと大勢で参加できたらいいなぁ〜
来年は京都か?名古屋か?東京か?1年次の先生達、ぜひご一緒しましょう♪

卒後臨床センター 鈴木

 

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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