宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2023年09月05日更新

めざせプレゼンマスター

 病棟で研修をしているとプレゼンテーションをする場面が数多くあります。カンファレンスや回診、患者さんについて上級医に相談するのも1つのプレゼンテーションです。

 参考書を読むと「場面ごとにプレゼンを使い分けよう」「鑑別診断が浮かぶように情報を整理しよう」など色々と書いてありますが、いざ実践するとなるとなかなか上手くいかないものです。そこで、プレゼンの上手な先生を真似ていくつか取り入れたものがあります。1つ目は、患者さんの基礎疾患などの情報を適宜伝えることです。患者さんの背景を伝えることで、どういうリスクのある方なのか、何に困っているのかといったことが想像しやすくなります。特に、その患者さんに会ったことのない方にプレゼンする時には意識するようにしています。2つ目は臨床上の解釈を加えることです。「〇〇病を疑い〜」や「〇〇と判断し〜」など一言足すことで、事実だけを伝えるよりも流れが伝わりやすくなると感じました。しかし、すべて話しているとただただ長くなってしまうだけなので、どこまで話すかというのも難しいところです。今後も色々と試行錯誤しながら自分なりの型を仕上げていきたいです。

 先日、お墓参りも兼ねて日向市の親戚の家に遊びに行きました。その道中、宮崎らしい空と海が広がっていました。帰りに大量のブルーベリーをいただいたので、ブルーベリー酒を作ることにしました。出来上がりまで少し時間はかかりますが、それまでに自分のプレゼンも上達できるよう日々精進していきたいです。

J.K.

 

センターひろば

卒後臨床研修センター通信vol.44

2023年11月発行!大学病院ならではの研修医体験記、研修医の学会受賞など、卒後臨床の今をお伝えします!

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