宮崎大学医学部付属病院 卒後臨床研修センター

卒後センター研修医・教員ブログ

2017年06月26日更新

【報告】宮崎県専門研修合同説明会

6月24日(土)、宮崎観光ホテルにて「宮崎県専門研修合同説明会」が開催されました。昨年度から続く第2回目です。宮崎県臨床研修・専門研修運営協議会、宮崎県地域医療支援機構、宮崎大学(医療人育成支援センター/卒後臨床研修センター)合同による、まさに『All Miyazaki』体制での企画です。
第1部は、宮崎県医師会の金丸吉昌理事の開会挨拶後、1)新専門医制度の概要説明、2)基本領域専門プログラムのプレゼンテーション、3)各領域ブースでの個別相談、の3部構成で行われました。1)新専門医制度の概要説明は、医療人育成支援センターの小松より、新制度設立準備から延期に至った一連の経緯、宮崎県の準備状況、現状の問題点と今後の見通しについて、日本専門医機構から出された新制度Q&Aの内容も提示しつつ、解説がありました。2)基本領域専門プログラムのプレゼンは、宮崎大学(18領域)、県立宮崎病院(内科・総合診療)、古賀総合病院(内科・総合診療)、宮崎生協病院(総合診療)から行っていただきました。説明持ち時間2分という厳しい制限ながら、先生方がコンパクトに各領域プログラムのポイントを概説して下さったことで、宮崎県の専門医養成の全体像を把握することができました。3)各領域ブースでの個別説明では、研修医の皆さんがそれぞれのブースの指導医から熱心に詳細な話を聞いていました。
第2部は、全出席者による立食パーティー式の交流会でした。鮫島浩宮崎大学医学部附属病院長のご挨拶の後、乾杯・歓談となりました。途中、宮崎大学の坪内先生(卒後センター)と船橋先生(精神科)の司会で、吉留先生(整形外科)、のき田先生(総合診療科)、山田先生(小児科)、古結先生(皮膚科)から自身の進路決定の決め手や現在の仕事のやり甲斐等について、インタビュー形式でのトークセッションもありました。皆さんそれぞれに『自分のストーリー』を楽しく率直に語って下さり、会場は大いに盛り上がりました。研修医の皆さんにとっては、心揺さぶられる内容だったのではないかと思います。
平成30年度から新専門医制度が本当に開始されるのか明確でないタイミングでの開催となりましたが、今年も70名を超える研修医を含め、総勢約150名が一同に集結し、宮崎における専門医養成について領域を超えてその方向性や意気込みを共有できた有意義な会であったと思います。最後に、ご参加下さった研修医および専門医の先生方、いろいろと制約をお願いする中、快くご協力を賜り本当にありがとうございました。また、準備から当日運営まで本企画を支えて下さった、宮崎県(医療薬務課)、宮崎県医師会、宮崎大学医学部事務の皆様に心より御礼申し上げます。

(小松)

【写真1】合同説明会の風景①                        【写真2】合同説明会の風景②P1010055 P1010066

【写真3】合同説明会の風景③                        【写真4】交流会の風景①
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【写真5】交流会の風景②                           【写真6】交流会の風景③
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卒後臨床研修センター通信vol.44

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